Wild flower under Mt. Ibuki
伊吹山の西山麓・伊吹野(大久保地区)にある、節分草(セツブンソウ)の自生地に行ってきました。環境庁の準絶滅危惧種とのことで、地元の方によって保護されています。3月17・18日に「セツブンソウふれあい祭り」があったようですが、知人のブログによるとまだ咲いてる様子なので、遅まきながら出かけました。盛りはもう過ぎたようですが、日陰にはまだ白い可憐な花が咲いていました。
集落を歩くと、屋根の下にはまだあちこちに雪が残っており、この地方の豪雪ぶりが伺われます。雪深い里で春の雪解けを待って、ようやく高さ10cm花径2cmの小さな白い花を咲かせる節分草の姿は、「春の妖精」と言えるでしょう。
帰り道に、道の駅「伊吹の里」の隣にある「伊吹野そば」さんで、地元で栽培収穫されたそばに辛味の少ない伊吹大根を乗せた「おろしそば」を頂いてから、岐阜へと戻りました。