Awaji-Island
2024年12月20~21日の2日間、日本最古の歴史書「古事記」の冒頭を飾る「国生み神話」で、日本最初に創られたという「淡路島」を旅行しました。
「古事記」によると、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)が、天浮橋(あめのうきはし)から天沼矛(あめのぬぼこ)で地上をかきまぜると、矛の先からしたたり落ちた雫が積もって「おのころ島」となりました。二神はおのころ島に降り立って結婚し、日本列島の島々を生みましたが、最初に誕生したのがここ「淡路島」だったといいます。

1)おのころ島神社: 漢字では自凝島と書き、矛から滴る潮がおのずと凝り固まって島となったことからの名称。高さ21.7mにおよぶ朱色の巨大な鳥居は、平安神宮(京都府)や厳島神社(広島県)と並び日本三大鳥居の一つに数えられています。
大鳥居
本殿
夫婦円満の聖地「セキレイ石」
案内板
2)伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう): 古事記・日本書紀に記載がある中では全国で最も古い神社で、イザナギノミコトとイザナミノミコトの二柱を祀り、国生みを果たされたあと余生を過ごされた場所とされ、境内にある樹齢約900年、樹高30m以上の「夫婦大楠」は、二株の木が合体して成長したとされていることから、御神木として夫婦円満の信仰があります。

夫婦大楠
境内に、この神宮を中心に東西南北、太陽が上る方向・沈む方向に全国の有名な神社が位置しているというモニュメントがありました。天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る伊勢神宮、大国主大神(おおくにぬしのかみ)を祀る出雲大社など、イザナギノミコト・イザナミノミコトの子孫を祭神とする重要な神社が配置されており、これが計算されたものなのか偶然なのかは未解明で何やらミステリアス。

モニュメント
3)あわじ花さじき: 淡路島の北の玄関口である「明石海峡大橋」を渡った近くにあり、ストックの花が満開に咲いていました。
明石海峡大橋
大橋とお花畑
ストックの花
展望台

4)うずの丘 大鳴門橋記念館: 淡路島の最南端の丘の上に昭和60年(1985)大鳴門橋の開通と同年にオープンした施設。たまねぎで淡路島を有名にするプロジェクト「おっタマげ!淡路島」の巨大オブジェなどがあり、レストランや売店、うずしお科学館もありました。
大鳴門橋
鳴門海峡の夕景
月(月齢18.9)

うず潮
おっ玉葱
