10月4日の写真です。
この日は娘と一緒に撮影ドライブに行きました。
深夜に上諏訪に着く電車で長野入りした娘を迎えに出て、その足で麦草峠の白駒池まで行きました。
白駒池に写る星空が撮れたらいいと思ったのですが、残念な事に星は撮れず、
二時間ほど車で仮眠して日の出を撮る事にしました。
今年の紅葉は少し早く、白駒池ではもう散りそうになっている木がたくさんありました。
登山客、カメラマンは多く、朝にはもう満車で駐車場に車が入れず、夜中に来て良かったなぁと思いました。
10月4日の写真です。
この日は娘と一緒に撮影ドライブに行きました。
深夜に上諏訪に着く電車で長野入りした娘を迎えに出て、その足で麦草峠の白駒池まで行きました。
白駒池に写る星空が撮れたらいいと思ったのですが、残念な事に星は撮れず、
二時間ほど車で仮眠して日の出を撮る事にしました。
今年の紅葉は少し早く、白駒池ではもう散りそうになっている木がたくさんありました。
登山客、カメラマンは多く、朝にはもう満車で駐車場に車が入れず、夜中に来て良かったなぁと思いました。
南アルプス山麓、大鹿村には江戸時代から芝居を愛する代々の村人によって歌舞伎が伝えられ引き継がれてきました。
映画「大鹿村騒動記」で有名になりました。
昨日、10月19日は秋の定期公演日
私は、実家の両親と一緒に初めて大鹿歌舞伎観劇に行ってみました。
両親は90年近く、私も50数年飯田下伊那に住んでいても、まだまだ知らない南信州の伝統芸能は多く、
人生の中で、あまりにも短い自由で健康な時間、
できるだけ有効に、濃厚に使いたいと思うようになったここ数年なのですが、何をしたいか考えた時、
山深い南信州についてもっと知りたいと思うようになりました。
先日、県の重要文化財の清内路の花火を見て感動したのですが、
昨日の大鹿歌舞伎・・・同じくらいの感動を覚えました。
頂いたパンフレットに
「時代の変遷の中で途絶えることなく受け継がれてきた大鹿歌舞伎
魂が演ずる地芝居 そのいちずさが観る者の胸を熱くする」と書かれていましたが、
まさにその通りでした。
歴史に詳しくない私は、内容はよく分からないのですが、
歌舞伎を守り、続けるそのいちずさが、見ていて胸に突き刺さる気がしました。
神社境内に造られた芝居専用の舞台にはござが敷かれ、ござに座って観劇します。
掛け声とおひねりが飛び交い、忘れていた人情を思い出させてくれました。
小さな子供からお年寄りまで、村人で構成されている出演者
どれだけの練習やら準備をしているのだろうと思うだけで、目頭が熱くなります。
12時開演、終了3時半頃
山間の大鹿村は夕日が輝いていました。
ホントに無知な私には、内容がよく分からなかったのですが
胸の中には感動がいっぱいでした。
みんな、すごいな。
空木岳を下ると駒峰ヒュッテが見えて来ました。
木曽殿山荘も駒峰ヒュッテもこの日で小屋を閉めます。
これから長ーい冬の山に入ります。
木曽殿山荘では最終宿泊客だったので、昨夜は一人に一づつビールが付きました、
すごいラッキー!!
そして、この駒峰ヒュッテではオレンジジュースとポカリスエットが無料で頂けました。
最終日ってこんなにラッキーなら、来年も最終日に来よう!!と友達と話しながら下山開始です。
この辺り、あちこちに、奇妙な大きな石がたくさんあります。
なんか、生き物みたいじゃないですか?
自然の美術館ー
彫刻のような岩を一つ一つ名前を付けながら、楽しく下山。
なんか、美ヶ原高原美術館に匹敵する、空木平高山高山美術館。
標高が下がると紅葉した樹林帯が現れました。
もう少し下ると、木々はまだ緑、先にはかわいい避難小屋。
そろそろ、1泊2日の山行も終わりです。
やっと、やっと、林道に出ました。
そして、今日、中川村からの中央アルプス。
縦走路をこうやって眺めると、ちょっと感無量。
東川岳から見た空木岳です。
明日は、目の前の稜線を登って山頂に立ちます。
東川岳から木曽殿山荘までは急直下。
台風が近づいていたのですが、予定より台風の動きは遅くなり、
この夜は満天の星とブラッドムーン、伊那谷の向こう南アルプスからオレンジ色の月が上がって来た時は感動しました。
二日目の朝、天気は最高
山の朝は早く、皆、日の出前に山荘を出発します。
山荘で夕食を共にした人たちや、山頂や登山道で巡り合った人たちは、偶然に巡り合った事だけでも信じあえる何かを感じつつ、
朝、又どこかの山で巡り合える事を愉しみにしみに、それぞれの山に向かって旅立って行きます。
私達は東側に朝日に染まる八ヶ岳を見ながら、一晩過ごした木曽殿山荘を見下ろします。
西側は雲海の中の木曽谷と御岳山ー
幾つかの岩場と鎖場を越え(岩場と鎖場はカメラを持っていると危険なので写真は撮れませんでした)
空木岳山頂に着きました。
空木岳山頂(2863m)
ここからは長ーい道のりを駒ヶ根まで歩きます。
絶景の空木岳ともお別れです。
そして、もう一度、来れるかどうか・・・。
ここまで一緒に歩いてくれた友人に感謝!!
山で逢った人たちに感謝!!
名残惜しくも下山しなくては。
大展望の尾根歩きは縦走の醍醐味です。
東に伊那谷と南アルプス、西に木曽谷と御嶽山、この辺りから乗鞍岳も見えて来ました。
アップダウンを繰り返しながら目的の山に向かいます。
目の前に見えてきたのは檜尾岳。
檜尾尾根が伊那谷の方に向かって伸び、先に小さく見えるのはおしゃれな檜尾避難小屋です。
このルートは昨年?中国人グループが遭難したコースです。
尾根道は森林地帯と違い雨風が直接当たるので、天気の悪い時には気を付けなければ遭難に繋がる事もあります。
山は決して楽で愉しいものではなく・・(山が楽で愉しいと思ってはいけないと思う)
それでも、自分が自分であるために山に登りたいと思う。
そんな事を黙々と歩きながら考えているうちに、檜尾岳(2727m)山頂に到着。
ここから又、下ります。
熊沢岳まで約2時間ちょっと、山頂が見えて来ました。
熊沢岳の山頂は大きな石がゴロゴロとしていて、時々岩場をよじ登るようなところもあります。
山頂からは相変わらず御岳山からゆっくりと噴煙が上がっているのが見え、たまにヘリコプターの音が聞こえます。
歩いて来た道を振り返ると千畳敷カールはずーっと遠ざかり、三沢岳(2846m)も過ぎ、
数時間前に越えた檜尾岳も後方にみえるようになりました。