ぴーちゃんの家に一緒に遊びに来たもんた。
初めて身近で見る動く動物ーお猿さんの時は随分遠くからだったから怖くなかったけどー
動き回っているぴーちゃんにどきどき。
(食べられちゃったりしないかな??)
遊び疲れて眠っているぴーちゃんの近くにそっと近寄ってみました。
そして、離れた所から 「こんにちは。」
ぴーちゃんも気が付いたようで・・・
「なに!?」
「誰? それとも、何?? 行ってみようかな・・・」
「こっ、こんにちは、もんたって言います」
もんたはちょっと怖かったけど、ご挨拶代わりに御土産に持って来た芽キャベツをぴーちゃんの前に置いてみました。
大好きな芽キャッベツをもらったので仲間だと思ってもらえたみたいです。
「もんたっていってたよね?! よく僕の好きな物が分ったねぇ」
「この芽キャベツ、大好物なんだよ」
「わー、近いよ・・・あの・・あの・・ぴーちゃんのお母さんに聞いたんだ。お友達になる為にはどうすればいいの?って
・・・そしたら、ぴーちゃんは芽キャベツが大好きだっておしえて・・・(聞いてないし・・)」
「まだどこかに隠してないの?」
「もう、ないよ」
「まだ、何だか匂いがするんだけどなぁ」
「ほんとに隠してないの?」
「ごめんね。ほんとにこれだけなんだ。今度はもっとたくさん持ってくるからね。
それにしても、ぴーちゃん力持ちだねぇ」
「おっと、ごめん、ごめん、倒してしまったね。起こしてあげるね」
よいしょ!
よいしょっ・・・と。
これで大丈夫かな??
「わー、びっくりしたぁ・・・ぴーちゃん、食いしん坊だけど優しいんだっ!!」
もんたとぴーちゃんのじゃれあいはまだまだつづきます。