i飯田市から上村の方に抜ける矢筈トンネル手前に喬木の氏乗地区があります。
急なカーブを曲がり、氏乗のが見えて来ると、
を見守るように少し高い丘の上に咲く大きな桜が目に飛び込んで来ました。
「あぁ、これだ!!」
昭和36年に閉校した喬木第二小学校氏乗分校跡地に咲くシダレザクラです。
今も尚、地域の人々の暮らしを見つめていました。
近くに行くと、綺麗な水仙の花に囲まれた桜の花が風になびいていました。
今も地域の人達に愛されている事がすぐに分かりました。
氏乗地区の方たちが、桜の近くにテントを張ってお茶を入れてくれました。
「お茶を一杯飲んで行きなぁ」と声をかけてくれました。
あぁ、こんな温かい地域がまだあるんだなぁ・・・とほっこりして帰ってきました。
帰る途中、こんな風景に出会いました。
飯田市立石の立石峠にあるヤナギザクラ。
立石と伊豆木を分ける峠の頂上に立っています。
道祖神のもとにある推定300年のヤナギザクラの古木
峠に1本、静かに立っているたたずまいから、長い間、地域を見守っている桜の意思を感じます。