コロナが落ち着いてきたので、信州の秋を満喫するかのように県外の車で賑わっている観光地。
久しぶりの光景で、何となく懐かしい感じもする。
木曽の開田高原までドライブに行く。
真っ青な空と真っ赤く紅葉したブルーベリーの木のコントラストが綺麗だった。
昨年は紅葉を見る事もできなかったから新鮮な風景に見える・・・
開田高原は冬の訪れも早く、紅葉も終わりに近づいて晩秋の装いに変わる頃で、
冬毛に変わろうとする馬たちが少し寒そうだった。
小春日和の暖かな日差しの中で、思わず彫刻かと思ってしまったほどピクリとも動かず
佇んでいる木曽馬の子を見ていると、ふっと笑みが零れる。
和かな日差しを全身に受けて何を考えているんだろう。
夏の緑を過ぎて、山が秋色に変わる時,
若い頃のように読書でもしてみようかと思ったり、
久しぶりにノートに文字を書いてみようかと思ったり、
やっぱり秋はそんな季節なのかもしれない。