先週末は上田市にある太郎山という山に行きました。
長野県に住んでいても、上田は私にとっては初めての場所です。
私にとって初めての地域に行くことはちょっと楽しみな事です。
どんな川が流れていて、どんな山があって、どんな田んぼがあって・・・などきょろきょろしながら運転をするので、
いつも後続の車に迷惑がられている感じがしています。
この日はおばさんばかり3人組。「あれが太郎山かしら?」と話しながら上田駅を越し、北の方に向かって走りました。
太郎山はよくラジオで聞く名前です。
上田市民の心の山、上田のシンボル・・・などと言われ、年間1万人以上の人に親しく登られている山だそうで、
上田市民じゃないけど、どんな山か一度登ってみたかったのです。
本の紹介にあった、裏参道コースを選びました。
本当に綺麗に整備された登山道は、鳥の声も聞こえ、木々の緑や花の色が鮮やかで、
登り始めてすぐ、私も大好きな飯田市民の山、風越山は負けたなぁ・・・って気がしてきました。
上田市民が自慢する訳だよな、って思ったのは・・
展望台に出た瞬間、
大きく開けた視界には、雪を頂いた槍ヶ岳、穂高岳から爺ヶ岳・五竜岳・白馬三山まで一直線に見え、
その瞬間「すごい!!」と声を上げてしまうほどでした。
太郎神社までは約1時間、
たった1時間そこそこでこの清涼感とこのアルプスの展望が見られるのであれば、
そりゃー、老若男女、毎日でも登りたい人がいるだろうと納得。
山頂からは富士山(この日はうっすらとしか見えませんでしたが)八ヶ岳、北アルプスが見られ、
上田市街地も眼下に広がっています。
広い山頂は人々の憩いの場です。
飯田市民がお忍びで登らせてもらった感があり、迷惑をかけないようにしなくっちゃ・・と変な気を遣ってしまいました。
特におばさんばかりで大騒ぎしたので…ごめんなさい。
飯田の風越山はちょっと負けだけど、駒ケ根の陣馬形山はいい勝負かな?