熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

南木曽岳

2013-05-08 22:23:30 | 

GW、三回目の山行き

5月5日は娘と南木曽岳に行きました。

南木曽岳は国道256号線を飯田の方から清内路峠を越えて南木曽町の入ると、右側に大きく見えて来ます。

山頂に霧がかかる日が多く、「泣きびそ岳」と言われているほど、天気のいい日が少ない南木曽岳なので、

このGWに登らないと、あのきれいな中央アルプスを見るチャンスがないかも・・って思っていました。

標高は1677m、それほど高くない山なのですが、伊勢湾方面からの気流が山にぶつかり、大雨を降らせ、

花崗岩で覆われた急斜面の山肌は、雨が降ると土石流となって山麓の集落を襲うほど。

登山道は険しく、鎖場や木で作られた梯子があちこちに掛けられています。

 

それゆえ、登山口の二枚と頂上の一枚しか写真が撮れませんでした。

カメラを持っている余裕がありません。

 

三角点のある山頂からは樹林のため展望は望めませんが、

 

展望台に立つと、御嶽山、乗鞍、、穂高連邦、そこから、

真っ赤な屋根の避難小屋を過ぎて「女岩」展望地まで辿り着くと、360度の眺望が待っています。

4年ほど前の秋、この景色を見てから、もう一度この目で見たいと思っていた中央アルプスの後ろ側。

普段は伊那、駒ケ根方向から見る中央アルプスを、木曽側から見ている訳ですが、

本来、急な谷間に位置する木曽の方からは里山に遮られて、

なかなかこんなに大きな中央アルプスを見ることはできません。

この日は20人ほどの登山者に会いました。

北アルプスの御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰、中央アルプス、に続き、飯田からよく見える、摺古木山、安平路山、

南アルプスの塩見岳、赤石岳、恵那山、

晴れた日には南側には美濃の伊吹山、伊勢湾の鈴鹿三山や伊勢湾まで見えます。

 

往復共120分ほどで、往復ほぼ同じ時間がかかります。

長い梯子が架かっている急な斜面が多く、下りの方が大変です。

高所恐怖症の私は帰りもカメラを持つ余裕はありませんでした。