GW、三回目の山行き
5月5日は娘と南木曽岳に行きました。
南木曽岳は国道256号線を飯田の方から清内路峠を越えて南木曽町の入ると、右側に大きく見えて来ます。
山頂に霧がかかる日が多く、「泣きびそ岳」と言われているほど、天気のいい日が少ない南木曽岳なので、
このGWに登らないと、あのきれいな中央アルプスを見るチャンスがないかも・・って思っていました。
標高は1677m、それほど高くない山なのですが、伊勢湾方面からの気流が山にぶつかり、大雨を降らせ、
花崗岩で覆われた急斜面の山肌は、雨が降ると土石流となって山麓の集落を襲うほど。
登山道は険しく、鎖場や木で作られた梯子があちこちに掛けられています。
それゆえ、登山口の二枚と頂上の一枚しか写真が撮れませんでした。
カメラを持っている余裕がありません。
三角点のある山頂からは樹林のため展望は望めませんが、
展望台に立つと、御嶽山、乗鞍、、穂高連邦、そこから、
真っ赤な屋根の避難小屋を過ぎて「女岩」展望地まで辿り着くと、360度の眺望が待っています。
4年ほど前の秋、この景色を見てから、もう一度この目で見たいと思っていた中央アルプスの後ろ側。
普段は伊那、駒ケ根方向から見る中央アルプスを、木曽側から見ている訳ですが、
本来、急な谷間に位置する木曽の方からは里山に遮られて、
なかなかこんなに大きな中央アルプスを見ることはできません。
この日は20人ほどの登山者に会いました。
北アルプスの御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰、中央アルプス、に続き、飯田からよく見える、摺古木山、安平路山、
南アルプスの塩見岳、赤石岳、恵那山、
晴れた日には南側には美濃の伊吹山、伊勢湾の鈴鹿三山や伊勢湾まで見えます。
往復共120分ほどで、往復ほぼ同じ時間がかかります。
長い梯子が架かっている急な斜面が多く、下りの方が大変です。
高所恐怖症の私は帰りもカメラを持つ余裕はありませんでした。