「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

玄関にさなぎが

2014年10月19日 20時53分36秒 | Weblog
 
 先日、 家の玄関ドアに 毛虫が這ってきました。

 黒い毛が一杯生えていて、 あまり気持ちのいいものではありません。

 すると1~2日後、 毛虫はさなぎになって ドアに張りついていました。

 美しいとは言えない黒い体に、 金色の斑点が並んでいて、

 その部分は とてもきれいに見えました。

(写真では斑点は銀色にも)





 このさなぎが 蝶になるのか、 蛾が出てくるのかは分かりません。

 でも、 羽化するまで このままにしておこうと思いました。

 蛾は好みではありませんが、 それでも構いません。

 どんな姿でも、 どんな人間でも、

 きっと小さく輝く きれいなものを持っているだろうから。

 何故か、 そんな気持ちになったのでした。
 

 なお ネットで調べてみると、

 さなぎはどうやら ヒョウモンチョウという蝶のようです。

 豹のような 斑点模様がある蝶です。

 この時期だと、 10日~2週間で羽化すると 書いてあります。

 羽化は明け方のことが多く、 このままだと見逃すでしょうから、

 虫かごに入れてみることにしました。

 上下を同じ向きにして、

 少量のボンドで 虫かごに付けておくのは 構わないそうです。

 羽化した蝶が見られるかどうか、 ひとつの楽しみができました。