昨日の昼、 親戚から電話がかかってきました。
僕の叔母 (母の妹) の マンションのポストに、 新聞が3日分溜まっており、
電話をしても繋がらず、 管理人は鍵を持っていないので、
中の様子も分からない という連絡が、 民生委員からあったと。
可能性としては大分 危うい状況が予想されます。
心臓…… 脳血管…… 或いは、 熱中症…… ?
電話をくれた親戚は、 体調が悪くて 外出できなかったため、
結局、 同県に住んでいる 僕の兄が、 叔母のマンションへ 行くことになりました。
民生委員の人も立ち合って、 警察に連絡、
警察が窓を割って 中に入ったということです。
事件性を調べるため現場検証が 1時間ほどもあり、
兄たちは中に入れなかったそうですが、
叔母はベッドの上で すでに心肺停止で、 死後かなり経っていたらしい。
完全な密室状態が確認され、 状況からして 事件性はないと判断されました。
死因特定の行政解剖のため、 叔母は警察に搬送されました。
監察医による検死の結果、 解剖は必要なく、
死因は脳出血、 死亡推定時刻は 3日前の午前0時頃とされました。
そして 叔母は葬儀社の霊安室へ……。
脳出血は 僕の母と同じでしたが、 叔母は高血圧もなく、
2ヶ月前会ったときは すこぶる元気で、 どこかが悪い気配など ありませんでした。
叔母は昔から 華やかな感じで、 年より相当若く見え、
最近時々 会話がとんちんかんなことがありましたが、
まだまだずっと 元気でいると思っていたのに……。
叔母は 夫 (僕の叔父) が約30年前に早世し、
子供もおらず (赤ん坊が夭折)、 ずっと一人で、
刺しゅうの教室などを開いて 頑張ってきた人でした。
僕のお袋と 姉妹で仲がよく、 叔父さんが亡くなってから、
また、 お袋や親父が 亡くなってからも、 兄貴一家や僕と 深交が続いていました。
もうそれも 叶わないのかと思うと、 悲しくてなりません。
83才でした……。
(次の記事に続く)