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「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

お見送り -- 独り暮らしの叔母急逝 (5)

2011年08月16日 21時02分03秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)

 昨日はお通夜、 本日は告別式を済ませてきました。

 叔母は 夫や子供がいないため、 親族と友人だけで しめやかに取り行なわれました。

 特別な死に化粧がされ、 きれいな面差しになっていました。

 子供と夫を 早くに亡くしながら、 教室を開いていた刺しゅうや、

 多数入選した日本画, ステンドグラス, 源氏物語の勉強, 旅行など、

 実に多岐にわたる 活動を堪能していました。

 割と華やかな生活で、 衣装, 靴, 食器, 人形, その他諸々、

 マンションには 整理整頓された品々が詰まっています。

 後を継ぐ人がいないので、亡き後の 周到な準備をしていたわけですが、

 それでも難しい問題もあります。

 お寺や霊園などと相談し、 ひとつひとつ解決していきますが、 まずはお骨。

 通常は四十九日まで 家族の元に置かれ、 それから納骨することになりますが、

 安置しておく家がないため、 火葬後、 時をおかず 納骨することにしました。

 四十九日間で  「霊」 から 「仏」 になることと、

 納骨は別のことでいいそうです。

 次に 位牌をお守りする人が いない問題。

 叔母自身の位牌は、 叔母の希望 (配慮) で 作らないことになりましたが、

 葬儀のとき作った 白木の位牌があります。

 また、 夫 (僕の叔父) と子供の位牌と、 仏壇, および その中の御本尊。

 ひとつひとつについて書くと 複雑なのですが、

 それぞれ  「魂抜き」 という儀式を行なって、

 供養 (焚きあげ) することになります。

 それから 山ほど残された 作品群や遺品。

 形見分けをはじめ、 片付けていくのは 大変な作業になるでしょう。

 でも皆で相談し、 叔母を偲びながら、 対処していきたいと思います。

 それが 供養になることでしょう。
 
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