「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

グループホームに異動 (2) -- コミュニケーション

2012年07月30日 23時04分18秒 | 介護帳
 
(前の記事からの続き)

 更に、 今のショートステイでは、 スタッフ同士の 話し合いの場がありません。

 申し送りは 基本的に一方通行ですが、 それも6月からは、

 リーダー以外のスタッフへの 申し送りがなくなってしまったのです。

 時間の節約が目的らしく、

 リーダー以外のスタッフは 利用者さんの状況を記した 表を見るのですが、

 とても仕事が やりにくくなってしまいました。

 特に僕のように 介護経験が浅くて、 週3日の非常勤は、

 蚊帳の外に置かれた感じで、 仕事のやり甲斐さえも 薄れてしまいます。

 日中8人位いる スタッフの中で、

 僕は 一番下の方に見られており (他の男性は週5日)、

 対等なコミュニケーションができていません。

(もちろん 人によって全然違いますが。)

 一方グループホームは スタッフも少人数で、 毎日 話し合いがあるそうですから、

 同じ立場で意見を言うことが できるのではないかと思います。

 前にいた小規模のデイサービスでは、

 少ないスタッフ同士で 親しい関係ができました。

 互いに連絡先も交わし、 飲み会などもよくしたものです。

(その前の大規模デイサービスでは、 個人的な関係はできませんでしたが、

 今のショートステイより 大分気安いものでした。)

 やはり規模が小さいほうが、 近しくなれるでしょう。

 ここのグループホームでも、 スタッフ間で飲み会をしたりするようです。

 それから、 休憩時間、

 ショートステイの男性スタッフと 女性スタッフは別の場所で (たまたま)、

 この間に 交流することもできません。

 けれども、 男性スタッフは グループホームの人たちと 同じ部屋で休憩するため、

 もう既に ある程度よい人間関係が できているのです。

 そういう面でも、 グループホームのほうに期待しています。

(次の記事に続く)
 


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