「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

退職 (2)

2013年04月03日 20時53分48秒 | 介護帳
 
(前の記事からの続き)

 その面談の翌日も勤務で、 深夜に目が覚めましたが、

 その時は 寝汗をかいていませんでした。

 もしかすると、 進退を 頭で考えて決める前に、

 体のほうが もう辞めようと “思って”、 それですっきりしたと感じ、

 寝汗が出なかったのではないだろうか? 

 頭より先に、 体が判断して 辞めることを決めたのではないだろうか? 

 今 エンカウンターやマインドフルネスの 講習を受けていて、

 体の声に 耳を傾けることをしているのですが、 そんなことを思いました。

 マインドフルネスの講師は、 「そういうことはある」 と言っていました。

 以降、 寝汗は出ていません。

 そして、 気持ちは退職のほうへといき、 その意向を伝えたのでした。

 これで肩の荷が下りて、 すっきりしました。

 理解のある人がいる デイサービスに移れなかったのは 残念でしたが。

 また新しく求職することになります。
 

 それにしても 今回のことでは、

 人間関係などのストレスによる 緊張や萎縮で、 こんなに自分らしさを失って、

 身体症状や不都合が生じるものかというのを 経験した次第です。

 恐らく、 このようにして 本来の自分を発揮できず、

 生きづらさを感じている人が 大勢いるのでしょう。

 自分の居場所がないということで、 人はいかに脆くなるか、

 僕も身をもって知りました。

 心療科の患者にもなりましたし、 何事も無駄になる経験はないでしょう。

 一方で、 記憶力低下の問診を受けた際、

 アルコールによって 脳が萎縮することがあると聞き、

 心配になって 寝酒をやめることができました。

 長年の間 お酒を控えるように言われながら、

 “分かっちゃいるけどやめられない”  というやつだったのですが、

 あっさりと アルコールをウーロン茶に代えられたのです。

 脳に異常がないと分かってからも、 寝酒はやめています。

 目の前にお酒があっても 全然飲みたいと思いません。

 禁酒ではないので、 機会があれば飲むし、 プレッシャーにもなりません。

 血圧もてきめんに下がり、 肝臓にも良く、 酒代も浮き、 正に怪我の功名でした。

 記憶力低下がなければ、 今後も 深酒をし続けていたことでしょう。

 これで 寿命が何年か延びました。  (^^;)

 そんなこんなで、 新年度になり、 気持ちも新たに やっていきたいと思います。
 


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