「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

限界の中で 懸命に過ごしている 被災者の人たち

2011年03月18日 22時03分10秒 | 東日本大震災
 
 避難所では、 高齢者などの死亡が 相次いでいるそうです。

 別の避難所では、 インフルエンザが流行し、 治療薬もありません。

 真冬の寒波で 夜も寝られず、 ストーブも毛布も 足りないといいます。

 精神的にも 窮地に追い込まれます。

 被災の直後は、 命が助かった高揚感や 緊張感がありますが、

 現実に直面するようになると、 喪失感や悲嘆が 一気に襲ってきます。

 「生きていてもしょうがない」 という考えも、 出てきてしまうということです。

 そんな中でも 避難所の人々は、 自助努力で踏ん張っています。

 最初は救援物資に殺到し、 混乱していましたが、

 幾つかの避難所では、 避難者をグループ分けして リーダーを決め、

 配給のルールを作ったり、 掃除の順番を 決めたりしているそうです。

 役割を分担し、 責任感を持つことは、

 こうした窮状にあって 非常に大切だといいます。

 自分に役割があるということは、 精神的に健康でいるのに 役立ちます。

 市教委は 避難所にリーダーを決めることを 奨励しているそうです。

 しかし現場では イライラが募っており、

 じきに喧嘩が起きるかもしれない と言う人もいます。

 すでに精神科医などが 現地に送り込まれてはいますが、

 精神的なケアが これから非常に重要になってきます。

 こんなページを 紹介してくれた人もいます。

 「震災における メンタルヘルスとボランティア」

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=34&id=1536697

〔 参考資料 : 朝日新聞 〕