「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

新風舎の 元編集者の人たち

2008年02月16日 23時16分20秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 新風舎の元編集者の人たちは、編集の仕事をしたいという 夢を胸に入社してきて、

 初めは熱意を持って 頑張っていくうち、

 何となく 会社のグレーな部分を 感じ取っていったりしたそうです。

 それでも 著者との関係で、一生懸命 本作りをしていた人もいるでしょうし、

 やがて辞めていってしまう人も 多かったそうです。

 そして会社は 若い社員を新たに雇い、また辞めていくということを 繰り返すため、

 人材が育たなかった ということです。

 それは僕も感じていて、

 社員の人は 初めはとても気持ちよく 応対してくれるのですが、

 ちょっと難しいことになると、対応できなくなってしまう

 ということが しばしばありました。

 でも、とにかく 社員の人たちも被害者です。

 それでも 何人かの元社員の人たちは、

 倒産後も 著者との対応を精一杯 誠実にやっています。

(管財人の指示でしか 動けないため 制限が大きいのですが、

 今の問題は 管財人に 「被害者を救う」 という意識が

 非常に希薄だと いうことですね……。)