「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「新風舎」 倒産 (2)

2008年01月22日 20時40分14秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/52286804.html からの続き)

 ミクシィのコミュニティ 「新風舎問題を考える」 で、

 被害者である著者たちが 力を合わせて、

 管財人に要望書を送る 作業を進めています。

 すでに本日、「共同出版・自費出版の 被害をなくす会」 という所からは、

 要望書が 管財人に送られました。

http://nakusukai.exblog.jp/
 

 なお僕は、拙著の 編集・出版の経緯については、

 新風舎の対応に 満足,感謝しています。

(もちろん問題点は 色々ありましたが、

 それは どこの出版社や会社でも 多かれ少なかれあることでしょう。)

 僕は元々、心子の生きた 足跡を残したい,ボーダーのことを 理解してほしい、

 という その一心で、自分から新風舎に 積極的に持ちかけました。

 その後、編集段階で テーマが再評価されて、

 発行部数が 10倍になりました (新風舎の支出で)。

 僕の場合、一般に言われている “詐欺商法” の 被害はなく、

 放漫経営による倒産で、流通の契約が 不履行になる被害です。

 最悪の場合、「境界に生きた心子」 の在庫が 裁断処分され、

 流通も絶たれ、今後 拙著が読者に 届かなくなってしまいます。

 自分で大枚を支払って、在庫本を 買い取らなければならなくなるかもしれません。

 しかも 買い取ったままでは、ただの 宝の持ち腐れです。

 何としても そうならないよう、「被害者の会」 を 作るという意見もあるので、

 その場合は ぜひ参加して、声を上げていきたいと思います。

 でも、先行きは 全く不透明です。
 

 「世界仰天ニュース」 との 話し合いと重なってしまい、頭が痛いです。

 それにしても、今回の被害者は 1万人あまり。

 全国のボーダーや その家族,パートナーの人は、それより 遥かに多いでしょう。

 新風舎の件では 迅速に力のある人が 結集したのに、

 ボーダーの問題は まだ全く弱小な存在です。

 やるせない思いです。
 
コメント
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