「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

光市母子殺害事件 第3回集中審理 (2)

2007年09月19日 19時01分49秒 | 光市母子殺害事件
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/50202257.html からの続き)

 今回の法廷で 元少年の態度は、前回までの審理とは 随分変わったようです。

髪を短くし、グレーのスーツという 出で立ちを始め、

遺族の立場を思う言葉を 涙まじりに述べたといいます。

また、初めて遺族に 謝罪の言葉を口にし、

キリスト教の教えも 受けているということです。

これが演技かどうかは 分かりませんが、

前回はまるで 法廷をばかにしたような 服装と態度だったのに、

弁護団は どういう指導をしていたのかと、当初から訝っていました。

 また、差し戻し審でいきなり ドラエもんやら 復活の儀式やら、

およそ荒唐無稽な 論理を展開して 世間の批判を受けるより、

初めから今回のような 話をしたほうが、

まだしも説得力が あったのではないかとも思います。

弁護団のやり方は、戦略的にも まずいのではないだろうか と思いますが、

まず最初に 事実の主張をしてから、次に、

一審二審で 事実と違う結果になった経緯を 明らかにしなければならない、

という順序があるでしょうか。

 今回の元少年の証言は、かなり 周到に組み立てられた 筋書きのようですが、

それが事実である という証拠もなく、獄中からの手紙など 矛盾もあり、

極刑が相当という 最高裁の判断を 覆すことはできるでしょうか。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/50232653.html