蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

初の女性都知事 小池百合子さん 当選おめでとう!

2016-08-01 00:31:24 | 時事所感
2016.7.31(日)
 夜、8時、NHK総合。つけた瞬間小池候補の当確を報じた。カメラは小池選対事務所を映す。ほどなく小池さんが姿をも見せた。はやくもきれいにメークされた顔には、この間の真夏の最中の選挙戦の疲労のかけらも窺えない。
 新都知事のオーラーさえ感じられた。よかった!
 当選祝いの恒例の万歳三唱。終わって早速の共同記者会見。矢継ぎ早の質問によどみなく的確に答えていく。

 山家の隠居に一票はなかったが、この間どうなるか毎日に報道記事を注目していた。
 選挙期間中は、冒頭、都議会を解散すると言っていた勇ましい闘争宣言も、お互いに都民に選ばれた立場。都民のためにどうするのがいいのかと云う点で一致していけるとトーンダウンした。このあたりさすが海千山千の政治家だ。頼もしいではないか。
 とにかく、江戸が東京となってその首都の首長に女性が選挙で選ばれてなったことは、歴史的快挙でないか。

 これで先の参院選のつまらなさがいく分癒された気分になった。
 ところで、今回のこの歴史的快挙は先に週刊文春の舛添前都知事糾弾報道がなければありえなかったのだ。

 しかもその第二弾か、第三弾の野党4党共同候補の鳥越氏の女性スキャンダル報道も大いに効果的だった。一見、これまで格好良いことを言ってきた男の鉄面皮の化けの皮が白日の下にさらされたのだ。

 ここにおいて、大手マスメディアのなんという無力、無責任なことかと、改めて思い知らされた。
 私は、今まで立ち読みですませてきた週刊文春を毎号、乏しい小遣いの中から買うことにした。

 そして明日から固唾をのんで見守りたいのは、今週の週刊文春が、特集で報じた都議会のドン、内田都議に新都知事がどう対応していくかである。
 小池氏が自民党都連の推薦をうけられなかったのも、小池氏が相手ではさすがのドンも手に余る相手だったからではないか。

 もし自民公明両党推薦の増田氏が当選していたら、新知事は、内田ドンの走り使いに堕していたのではないか、と想像してみるのは我が鈍筆の走りすぎだろか…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿