旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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で書いています。 

IRセミナー 3804 システム ディ 業績堅調、成長期待継続 中長期で買い

2018-07-11 21:46:01 | 株式投資・資産運用
IRセミナー 3804 システム ディ 業績堅調、成長期待継続 中長期で買い

 本日はシステムディのIRセミナーでした。

 他にも2社あったのですが、ここのみ出席。

 順番としては昨日のジーテクトの方が先で、ここはここで自動車部品メーカーに対する
見方ということで、参考になることはあったのですが、先にちょっと「旬」のシステムディから。

なにが「旬」かというと、ここは火曜に日経の記事で大きく取り上げられたのです。
総資産営業CF比率の改善度がNEXT1000の中で1位だったということで、企業の事業内容等について
も紹介されています。なんかなー、あまり取り上げてほしくなかったなーとか思っておりますが。

 システムディは去年、IRセミナーで話を聞いて投資対象に加えたところです。
 ほとんどの場合、IRセミナーで話を聞いて実際にその企業に投資するということはしませんが。

 まあ、300株しか持っていないですが、最近の安いところでもちょこちょこ売買したりしていました。

 特定の分野のソフトウェアではトップシェアを誇っており、単に「売り切り」のソフトウェアでは
なく、クラウドも活用してのストック型のソフトウェア販売で業績を伸ばしています。

 ここは10月決算で、11月-4月の第二四半期の実績が発表になっています。

 まず年間では前年度と比較して、売上高は大型案件の剥落があり低下するものの(この分が5億程度と
のこと)、利益率の高い案件が多くなり、利益は前年度から10%程度は上昇するというのが2018.10の計画です。

 で、第二四半期まではどうかというと、上記の年間の計画を立てたのと同時期の上半期の計画に対して
売上高は計画に対して+4%程度ですが、営業利益、経常利益、純利益とも計画を25%程度上回っています。

 業績は上期偏重で、これは各年度ともこの状況のようです。

 プレゼンの中では利益率の高い仕事へのシフトということを言われていましたが、すでにその成果が出ている
ということが、営業利益率も計画13%に対して16%が上半期の実績です。

 この利益の額なり利益率改善の上振れの要因がなんなのか、またIRの方に聞いてみたいと思いますが、
これはこの上半期の業績を受けても、当初から変更されていない年間の業績予想は早晩上方修正される可能性が
高いと思われます。

 ここについて、「上方修正の可能性が高まったという理解でいいですか。」と、具体的にはコメントできないという
ことを承知でわざと聞いてみました。予想どおり、具体的な明解なコメントはなかったですが、「上半期で利益が25%
増加しているのだから、年間でも上振れすると見るのが普通でしょう。」と追い打ち的に聞くと、それに対しての
否定的なコメントはなかったです。

 ソフトの中ではセグメントとしては公的機関、公立学校を対象としたソフトが大きく伸びているということでした。

 東証二部上場と優待についても聞いてみました。

 二部上場については要件は形式的には満たしていると思われる、その時にはすぐ手を挙げられるようにしておきたい
ということでした。そう遠くないという印象でした。

 優待については検討しているということ。
 100株でクオカードだと、ちょっと5円配当とのバランスかよくないので、どうでしょう、200株でクオカード500円ぐらい
がいいでしょうか。で、500株で京都関連ギフトとか。よく地銀などは地元関係のギフトを優待にします。地元貢献という
意味で、そんなに高価なものでなくてもいいので、京都関係のギフトというのは独自性があって面白いかもしれません。
 まあ、実施コストとその意義との兼ね合いというところでしょうが、明らかに株主は増加しますし、あちこちでとりあげ
られるので宣伝効果も相応には確実にあります。

 投資判断は中長期で買いを継続。別にここで買ってもいいかと思いますが、目先、ちょっと注目されたので、落ち着いて
下落したところがあれば、そこから買い下がりでいいのではないかなと思います。当方も基本的には株数増加を考えています。

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IRセミナー 8058三菱商事 PFに組み入れてもよい「総合商社」という投資信託

2018-07-11 18:55:39 | 株式投資・資産運用
IRセミナー 8058三菱商事 PFに組み入れてもよい「総合商社」という投資信託

 昨日のIRセミナーは京都・四条で、三菱商事とジーテクトでした。

 まずは三菱商事から。

 このノートをいただきました。小型で、ゴムのページどめもついているし、中は方眼紙で、
なかな使いやすそうです。これは「実戦配備」される可能性があります。ありがとうございました。


 えーとグッズについては「実戦配備」というのは実際に本人や家族が使うということ。
あと「寄贈」ということで、近くのグッズを利用してくれそうな事業所などにあげるもの。
あと「売却」でオークションに回すもの、他「死蔵」「廃棄」などがあります。

 三菱商事ですが、結論的に言うと、「条件付きでの買い」という感じです。
但し、これは総合商社株ということで、その中での三菱商事の位置づけ、強みとか弱みを理解した上での
買いということではありません。
 
 条件というのはポートフォリオの中の一つの銘柄としては、ということです。

 総合商社株というのは三菱商事に限らず、というか三菱商事でも、配当利回りはそこそこ高く、また業績
も悪くなくても、PERは1ケタ台かせいぜい2ケタ台前半までという場合が多く、PER的に高い評価になる
ということはありません。

 ということで、ダイレクトに「なんで総合商社は低PER?」と聞いてみました。

・市況関連としてとらえられる。→資源価格の動向によって業績が左右される。

・事業内容が幅広く、会社全体として理解してもらいにくい面がある。

・商社は日本独自の形態で、成長性などが理解したもらいづらい。
というようなことをバクッと回答してくれました。

 まあ、全体としてそうなんでしょう。

 商社=資源価格の動向というように今でもとらえられているところがあると思いますし、実際にここは収益に大きく
影響します。

 三菱商事であれば、これは西アジア、東南アジアをはじめとする世界各地のLNG、オーストラリアの石炭、チリの
銅といったことになるのでしょう。

 全体の利益6000億の中で、だいたいのイメージとしては金属資源で1500-2000億、LNGで700-800億というようなこと
を言われていました。

 ですが、ここは事業系と市況系(資源関係は市況系というくくりをされています)の最適バランスということを会社
としては強く意識されていて、これは全体として事業系と市況系の利益の割合はすでに2:1程度になっているということでした。

 だから、現状ですでに資源だけということでなく、割合としては非資源分野からの利益の方が大きいわけです。

 三菱商事で言えば、見えやすいのはたとえばローソンがありますし、また三菱自動車なんていうのも持ち分的にはあります。

他、電力なども大きく育ってきているところで、他、若干の利益につながっている様々な事業、また、まだインキュベート
段階の事業など、とにかく幅広い事業に投資、参画しています。

 ということで、確かに資源系の影響は大きいけれど、三菱に限らず総合商社の事業というのは、全体として見れば、
「様々な事業に投資する総合商社という投資信託の一つの銘柄」としてとらえられるかもしれません。

 で、その分配金が配当ということで、日本の株式の中ではその配当利回りは高い方になります。

 ネットで「総合商社 低PERの理由」とかで検索をすると、この総合商社=投資信託論みたいな記事がいくつか出てきます。
なるほど、そういう見方もわかりやすいなと思った次第です。

 業績はよく配当利回りはそこそこ高い、幅広い事業で収益をあげている日本を代表する企業として、やはり、総合商社はポー
トフォリオの中の一つとして組み入れていいかもしれないとあらためて思いました。

 それは日本を代表する医薬品の会社として、武田とアステラスをポートフォリオに組み入れているのにちょっと似ています。

 個人的にはこれまでいくつかの総合商社を細かく売買して、売買益や配当を得ていますが、今は組み入れがありません。

 なお、他の総合商社と比較しての三菱商事の強みなどを聞いてみましたが、キャッシュを生み出す力が強い、事業で稼ぐ力が
強い、なのでそれを新規事業にあてることができるといったことを言われていました。ここは厳密に比較してないのでよくわかりませんが。

 あと、ここからは生活事業、食品やリテイル分野などを伸ばしていきたいということも言われていました。

 まあ、買うなら日経暴落のようなタイミングがいいと思います。






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日本株-30 REIT+-0

2018-07-11 18:23:43 | 株式投資・資産運用
日本株-30 REIT+-0

 反落。

 全般にしょぼいですが、金額的にはキーエンスのマイナスが大きめでした。

 今日は大阪でIRセミナー。3社連続でしたが、最初のシステムディのみで帰ってきました。
 これについてはまたあとで書きます。

 昨日書いたTOAとセレスポについては、ともに会社IRの方にブログ記載のお知らせを
送っておきました。TOAについては書いた内容と関わってのコメントも含めてのお礼返信が
ありました。セレスポは、18:21現在では自動返信のみです。

 なお、日興証券のセミナーについても同様にブログ記載お知らせメールをしましたが、
内容についてはまったくふれず、単なる形式的なお礼返信が来ただけでした。残念・・・。

 さて、明日もIRセミナーです。REITのヘルスケア&ンドメディカルと第一希元素です。
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IRセミナー 9625セレスポ(2) イベント運営は「ストック」型

2018-07-11 08:58:07 | 株式投資・資産運用
IRセミナー 9625セレスポ(2) イベント運営は「ストック」型

 イベントというと、何か、打ち上げ花火的にドッカ~ンで、終わったらそれまでという
ようなイメージがあります。実際、一回だけの特別の大型イベントというものもあります。

 が、打ち上げ花火というのは、実は周到な準備がされた花火大会などで使われる場合が
多く、その花火大会というのは毎年繰り返される、継続的なイベントだったりします。

 国体にしたって、各種のスポーツ競技会にしたって、自治体等が主催するような各種のイベント
にしたって、それは一回で終了ではなくて、実施される場所が変わったり、イベントの内容が
少し変更になったりするところはあっても、継続的に取り組まれるものが多いでしょう。

 となれば、その企画・設営なども毎年継続的に行われるということに当然なります。

 イベントの企画・運営というのは、どうして受注するのか。入札とかコンペによって競合他社と
競い合う中で取るということもあるでしょう。行幸啓行事などはその代表なのかな。
 そうではなくて「セレスポさん、またお願いします」的な随意契約というのもあるでしょう。

 後から聞きに行ったら、比率は半々ぐらいと言われていたように思いますが。

 この後者の部分というのは、これまでの関係、信頼、信用などが重要な部分で、いわば「ストック」
のところです。無論、大型のイベントをビジネスチャンスとして受注を拡大していくことは重要で
すが、業績を下支えし、安定的に利益を稼ぎ出すという意味では、毎年繰り返される様々なイベント
を確実に受注していくことが求められるということかと思います。

 さらに進めれば、単に依頼されたイベントの運営を確実にすすめるということだけでなく、そこから
さらに発展させた提案型の営業、ソリューションビジネス型、そのイベントを実施している団体が求めて
いるものは何で、そこでの課題はなんなのか、それをつかみ実際に行ったイベントの総括をし、それを
ふまえての積極的な提案をし、また継続的な受注につなげていく、そうしたサイクルの繰り返しの中で
実績を積み上げるとともに、企業としての信用、信頼や実力を高めていく、そうしたことが求められる
のかと思います。

 プレゼンの冒頭に「株価は評価不足」と言われたわけは、実はここのところの評価が不足しているという
ことなのかもしれないと思いました。

 話を聞かせてもらっても、まだあれこれとわからないことがあります。

・イベントの企画・設営といった仕事の基本的な収益構造、ビジネスモデルがわからない
 イベントをすすめるためのコストというのはなんですか。人件費の部分が大きい?。人手不足で賃金は上昇
傾向?。設営等の費用が大きい?。もちろん、個々のイベントでケース・バイ・ケースなのでしょうが、
どうしたら、あるいはどのような場合に利益の額なり利益率が高まるかという基本的なビジネスモデルが見え
にくいです。複数の企業で共同してイベントの運営等を受注するようなケースもあるのか?。

・イベントについて様々なセグメントに分けられていますが、そのそれぞれの特徴がどういうものかわからない
 セグメントにより利益率には大きな差があったりするのか、その原因は何かなど。

・2016-2017年度で、売上が15%程度増加するとともに、これ以前の3年程度の3%台後半だった営業利益率が
4.7%と0.8%程度、こことしてはかなり大幅に一気に上昇し、今年度もこの営業利益率を維持するという目標
になっています。この売上の増加と営業利益率の改善の理由はなんなのかなー。あとから聞きに行ったら、
大型イベントが貢献というようなことを言っておられましたが、ちょっと詳しくは聞けませんでした。


・企業としての主たる課題は?
 もちろん、五輪に向けてのイベント受注の獲得とかいうことがここから具体的なこととしては注力する分野の一つ
の中心なのでしょうが、ここの企業としての主たる課題というのはなんなのかなー。

 どこの企業でもそうではあるのでしょうが、「人」の育成というところが最大のポイント。ノウハウの蓄積と
その継承、そして提案力の充実。チームとしての運営力みたいなのをどう高めるか?。様々な外部の人との関係の
つなげかた、広げ方とか。


株式投資関連ということでは、以下の点を要望。

・まず東証二部へ
 ジャスダックでもいいといえばいいのかもしれませんが、まずは東証二部へ。
 利益の安定的拡大と株主数の拡大。

 株式の流動性の確保。なにせ出来高がしょぼいです。とてもではないですが機関投資家等の大きな資金の投資対象
にはなりません。

 それだけに逆に個人投資家対策の意味があるというところもありましょう。
 そのため、こうした個人向けIRの活動を地道に継続的にされることも重要かと思います。
 それでまず東証二部に移りましょう。なるべく早いとよいですね。
 それだけで信用度なり知名度が上昇するところもかなりあり。人材確保につながるという意味も大きいかと。

 なお、個人向けIRのプレゼンについては、上記に書いたようなことと関わって、企業の強みや課題、独自性がわかり
成長戦略がより伝わりやすくなるような工夫というのが求められるかと思います。

 関係ないですが、うちの下の娘は広告関係などの会社に勤めていますが、こういう企業ではたらきたかったのではないかなー
とちょっと思ったりしました。

・株主優待制度の拡充
 現在の優待制度は限られた人数に抽選でイベントの招待券等が当たるというもので、本格的な優待「制度」とまでは言えません。

 現行の懸賞みたいな取り組みはそれはそれで継続されるのはいいと思います。
 というか、取り組まれているイベントは多いのですから、もっと工夫されて招待券プレゼント的なものの人数なり内容を
拡充するのも面白いです。また、単に招待するだけでなく、株主モニター制度、そのイベントの感想、評価点、改善点など
を報告してもらい、それをしてくれたらまた何か謝礼のクオカードでももらえるとか、みたいなのもあると面白いかなー。

 それとは別にクオカード1000円程度からの全員対象の優待制度を設定されるのがよいかと思います。優待好きな人は多いですから、
確実に株主は増加しますし、あちこちで取り上げられればそれなりに注目もされます。

 できれば、各種イベント関連のグッズ詰め合わせみたいな優待があると独自性があって面白いかと思います。
 うちわでもノートでもストラップでも筆記用具でもクリアファイルでも。タレントさんがキャラクターになっていたりする非売品
なんかだと、オークションで高く売れたりすることもあったりしますしね。

 ということで、ここは、評価が難しいですが、なかなかおもしろいところはあると思います。
 なにより、現状は注目度が低いというところがよいです。個人としては狙い目かと思います。
 指標的に割高感がないのもよいし、成長の可能性が相応に感じられる部分があるのもよいです。

 ここからアイアール・カジノとか大阪万博とかが本格的に動き出したり決定したりすると、ここにとってはビジネスチャンスが拡大
するというのは間違いはないでしょう。そういった点でも注目です。

 上記の不明点については整理をしてIRの方にまた聞いてみましょうか。
 回答かありましたら要旨などはまたここに書かせてもらうかもしれません。





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