旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

ここはやはり丁寧に買っていきたい

2006-01-21 13:09:56 | 株式投資・資産運用
 日経マネー誌の読者欄にコメントを掲載してもらいました。図書カード1000円くれます。今月は確定申告もあり、マネー誌は分厚くなってますね。ただ、ここ数年、こういう感じの編集は見たことはなく、やはりこれまでの株高が影響しているのかなと思いました。

 私自身は去年は損失の繰り越しを少ししたので、これも活用しつつ申告の計算をしないといけません。

 さてと、ライブドアショックから東証停止、さらに週末は原油高、NY株安で、CME Nikkei 225 Futuresも大きく下げています。週明けも厳しめの立ち上がりになるでしょう。

 この局面で大きく損失が出た個人投資家は結構あるのではないかと思います。

 私自身も給料の一ヶ月分ぐらいはとんでいますので、ありがたくはありません。ただ、外国株や為替の面で、実際の運用面の評価損はその半分ぐらいであり、売買は自分のスタンスにそったものとなっているため、特に大きなショックはありません。

 去年の終盤から相場はスピード違反的に上昇してきました。
 新興株など、バリュエーション面からはとても買えないような水準のものが多かったです。事実、上昇過程では新規にPFに組み入れた銘柄はシステムプロぐらい(それも1株(^_^;))で、どちらかといえば売り越し基調になっていました。

 日経平均のチャートを見てみましょう。
 こちらは25日と75日の移動平均
 25日平均の上で推移していたものが、これを下回り、75日に近づいているというところです。
 こちらは13週と26週。
 13週と26週で、13週の上で推移していたものが、ちょうどこれに接したというところ。
 なので、まあ、きっかけなどはともかく、来るべくして来たスピード違反調整的にとらえることも可能です。

 まともな銘柄も連れ安しやすいと思いますので、さらに下げた場面では、丁寧に買っていこうと考えています。
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ライブドアより東証売買停止

2006-01-18 21:25:02 | 株式投資・資産運用
 ライブドアの強制捜査から市場は売り一色。おまけに水曜には東証の売買が停止されてしまう事態にまで至り、市場は「混乱」と言ってもいいような状態に陥っています。

 自分のPFも2日で10%弱程度の下落となり、PF評価額は-100万程度となっています。

 とりわけ新興市場系の銘柄を中心として投資を行っている個人投資家の人はかなり甚大な「被害」を被っている方も多いのではないかと推測します。
 メルマガレースのお仲間も、これまでの含み益をはき出し、1日で1000万近い評価損となった方もおられます。

 私自身はライブドアについては投資対象として関心をもった事はなく、関連企業も含めて売買経験はまったくありません。別の否定的な考えをもっていたわけでもないので「やっぱり」というような感想も特にはないです。

 ただ、いくら一般や個人投資家の関心が高い銘柄とはいえ、「たかが」一新興企業に強制捜査が入ったくらいのことで、売買停止にまで陥ってしまった東証(のシステムの脆弱性)が情けないです。いくら売買高が飛躍的に増大しているとかいっても、国際的な信用とかどうなのか?。

 また、この下げは、これまで雰囲気でスピード違反的に買われて来た反動がこういう形で出ただけともとらえられます。自分のPFも大納会比であればマイナス幅は2%程度で、普通にちょっと下げただけという感じになっています。

 一般に市場全体が大きく下げたような時は投資のチャンスでもあると思います。

ここからの一段安があれば、銘柄選択や株価水準の判断は慎重に行いつつ、基本的には「買い」で対処していきたいと思います。無理せずぼちぼち、平常心で対応する予定です。
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損失の痛みと利益の喜び

2006-01-14 15:40:16 | 株式投資・資産運用
 1月第二週、ポートフォリオは堅調に推移し、昨年末来で+5%超の水準です。

 長く続けているメルマガレースですが、この2週間で大きな利益をあげている方もおられます。人が大きな利益を挙げているのを聞くと「いいなぁ・・」と思いますが、その売買のあり方を見ていると、とても自分では真似ができない、しようとは思わない形の売買、ポジジョンの取り方となっているため、それを妬ましく感じるような発想というのはしなくなりました。逆にメルマガで長く一緒に「闘って」いる「同志」が大きな利益を挙げてくれるのは嬉しい感じがします。

 このように感じるようになったのは、無論色々な面で課題はあるにしろ、自分なりの運用スタンスが定まってきたためだと思われます。

 人と自分を比較してその優劣を考えるのは、同じマーケットという土俵で闘っているという意味では同じなのですが、そのスタンスや売買方法が異なるため、あまり意味がない場合が多いと思います。無論、広い意味で他の人の売買や銘柄選択を参考が参考になるということはありますが・・・。

 さて、人は損失の痛みと利益の喜び、どちらが大きく感じるものなのでしょうか。その人の感覚、感性によるところもあると思いますが、一般に前者の方が大きく、強く感じる場合が多いように思います。

 えらく儲かっている人が、ちょっとうまくしかなかったりすると「損した、損した」と言うような場合があります。端から見ていると、「儲かっているからええやん」と思うのですが、その人の感覚としては、別に強欲なのでもなんでもなくて、感覚としては「損した、損した」と実際に強く感じているのでしょう。

 まあ、これは一例ですけど、こうした人間の一般的な心理的傾向というのを理解しておくことは、相場に取り組む上で結構重要なように思います。

 現在、新興系銘柄では大幅に上昇するものが結構あります。
 ただ、これもどこまでも「イケイケドンドン」で上昇するはずはなく、どこかで反転する局面が来ます。このあたりは、「相場」というものを相手にする上で非常に重要なポイントであり、同時にそれは自分自身の「心」と闘うという意味でも重要となってくると思います。

 どのような展開となっても、あらかじめ考えていたシナリオのどれかにあてはまり、「想定内」で冷静に対処できるように考えておきたいものです。
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gooブログについての意見・感想

2006-01-13 06:05:35 | 株式投資・資産運用
 トラックバックを設定するとプレゼントに応募できるという企画があったので、その記事です。

 現在も複数、別のところのblogも設定していますが、投資関係の内容はここに集約しました。その理由は、一つはデザインが豊富で好きなものがわりと多くあるということです。

 機能面ではアクセス状況の解析などがもう少し詳しくわかるといいのですが、有料版だと違うのかな。

 とりあえず現状ではgooが一番好みであることは確かです(ヤフーやニフティとの比較で)
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分散したポートフォリオは結局・・・・

2006-01-08 18:14:54 | 株式投資・資産運用
 blogのデザインを変更してみました。時々、自分で見ていて飽きてしまうので(^_^;)。本当はずっと同じものでいくのがいいのかなとも思いますが・・・。

 さて、新年も株式相場は堅調に立ち上がってきました。例によって、伏見の光は細かく売り越しております。

 まあ、これはこれでいいのですが、自分のポートフォリオは業種、個別銘柄への投資金額など、相当に分散されたものになっています。無論、わざと意識してそのようなポートフォリオにしているわけです。
 新興系と東証一部系というような分類もありますし、業種的な分散という意味もあります。

 なぜかというと、なんとなく好みで銘柄選択をしていると、自分の好きな分野、自動車関連とか電機精密とかサービスとかそういう関係の銘柄ばかりになってきてしまうため、それではリスクが高くなるので、わざとに薬品なども組み入れているということです。

 それでも、自動車関連の比率は高くなっていますし、逆に証券・金融・保険・銀行といった金融関係の銘柄は、一応、信金中金の優先出資証券というのは一口ずっと持っていますが、これはちょっと意味合いが違うし、全く組み入れていません。

 それでも、これだけ分散させたポートフォリオになると、細々と動いたところで、良きにしろ悪きにしろパフォーマンスは結局のところも、日経平均・TOPIX、ジャズダック指数というった指数とそんなに変わらないようになりがちです。

 日経平均はハイテク指数的と言われ、一方、TOPIXは金融関係の比率が高いと言われますが、両方の指数とも、そんなに動きは変わりません。ジャズダック指数の方がやや特徴的、動きが大きくなりがちな傾向があるかと思いますが、これとて、トレンド的には同じになります。それと同じような感じで、自分のポートフォリオのパフォーマンスも変化している感じになります。

 まあ、意識的にそうなるようにしているというところがあるので、当然といえば当然なのですが、だったら、ETFでも買っておけばそれでこと足りるという考え方も成立します。

 しかし、これだと楽しみという部分がないんですね。結局、パフォーマンス的には大差がないにしろ、自分で銘柄選択や売買タイミングを考える方が面白いですから。

 本来、もっと高いパフォーマンスを得ようとするのであれば、銘柄を絞り込んで集中投資をした方がいいのでしょう。近い将来、そういう方向になっていく可能性はありますが、当面は今の細々とした売買、多数の銘柄で構成されたポートフォリオ運用を継続していくことにします。
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トレンドに従った予想にはほとんど意味がない

2006-01-04 21:25:39 | 株式投資・資産運用
 年末・年始の時期には、「今年の相場展望予想」云々といったコメントをよく見かけます。

 昨年から今年にかけて、相場は上昇してきています。こういう時期の予想というのは、えてして楽観的なものが多くなりがちです。逆にズルズルと下げてきた時期というのは悲観的な予想が多くなりがちな傾向があるでしょう。

 人の「予想」というのは直近の状況に大きく影響されやすいということでしょうね。

 まあ、騰がる予想と下がる予想ではどちらが好まれるかというと、一般に前者です。とりわけ「株式評論家」のみなさんの予想は多くは楽観的なものになりがちです。「識者」のみなさんのコメントも傾向としては同様でしょう。

 もっともらしい理由はいくつでも見いだせます。やれ、企業業績が好調だの、景気回復の兆しは本格化だの、中国経済は高成長を維持だのと。

 また、去年の予想を引っ張り出してきて、当たったのはずれたのだのといったコメントも見受けられます。日経マネーのblogのコメントなんかはこれですね。そりゃ、中には「見事」に当たった人もいるわけですが、だからといってその予想に大きな意味があったとは到底考えられません。

 つまり、基本的にこの相場の「予想」というやつは、そういう予想がある、そういう予想が多いという事以上の意味はほとんどないと考えておいた方がいいと思います。

 株価がどちらに動くかは事前にはわかりません。なぜかというと、未来に何が起こるかはわからないからです。まあ、こう言ってしまうと身も蓋もないのですが、実際、そうなのだからしょうがありません。

 なので、実際に株式投資を行っていく上で重要なのは、騰がるか下がるかを予想することではなくて、騰がったらどうするか?、下がったらどうするかを事前に想定しておくことです。そして、どのような状況になっても、あわててバタバタしないですむように、事前にその場合の基本的な対処方法についても考えておくことだと思われます。

 ベストのタイミングでの売買を連続して行うことはまず不可能です。それは一回や二回や三回程度、たまたまそうなるという事はあるかもしれませんが。

 ETFなどでマーケット全体に投資するのではなく、個別企業に投資する、それも特定の企業に集中して投資するような場合は、個別企業のファンダメンタルズ、同種の企業の事業の動向や株価推移についても十分に注意をはらっておく、また、自分なりに様々な方法で理解を深めておくことが重要です。

 結局のところ、株価は企業の業績、利益の動向によって左右されます。無論、過度の期待や悲観によって株価は上にも下にも行きすぎることはあるでしょうが、それは結局のところ是正され、「リーズナブル」なところに落ち着くことになります。

 そういた意味で、少しひいた、また冷めた目で、マーケットや企業の動向を見る習慣を身につけたいものだと思います。

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金融商品広告批判(2)

2006-01-03 12:36:34 | 株式投資・資産運用
金融商品広告批判(2)

フラット35
 住宅金融公庫の商品。長期固定金利、保証金0円、繰り上げ返済
手数料も0円。個人的には関係がない商品だが、固定金利というの
は魅力。金利が上昇しても金利が変わらないのは確かに安心感はあり。
一時よりも多少上昇したとはいえ、金利水準は低いので、融資が必要
な立場であれば検討したと思う商品です。

京都銀行「ネットダイレクト」支店
 京都銀行は地元の地銀。一応、メインの口座として利用しています。
京セラ、ロームなど京都ハイテク企業の大株主であり、かつて、株式
を売買した経験もあり。信金が強い京都市内で、京都銀行は元々は京
都市内の金融機関ではありませんでしたが、現在はその地位は地銀内
では上位になると思います。
 ここで紹介されているのは、「洛楽外貨」という商品。デリバティブ
系のもので、円安にふれれば円貨で、円高であれば外貨で戻ってくると
いうもの。基本的にこういうデリバティブ系の商品は買う側には不利で
設定する側は有利、リスクを取る必要がない商品になっていることが
多く、この商品もすすめられるものではないと思います。外貨系は基本
的にはFXが有利でしょう。同時にネットダイレクト定期も紹介されてい
ますが、5年もので年0.50%と絶対水準は極めて低く、魅力はほと
んどありません。外貨定期の優遇措置についても同様。

商工中金
 ここ、ずっと沢口靖子さんをキャラクターとして使っています。きれい
だとは思うが、女優としてのポジジョンが微妙・・・・。
 「ワリショー」「リッショーワイド」という債券系の商品ですが、
お話にならないくらいに金利水準は低く、マネー誌に広告を出す意味がど
こにあるのか不明。

T&Dアセットマネジメント「欧州新成長国株式ファンド」
 ロシア、東欧諸国に投資する投信の広告。説明がダラダラと長い。
 信託報酬年2%は高く、これ以外に販売手数料もかかる。運用はドイツ
の会社が担当するらしい。こうした地域への個別銘柄への投資は敷居が
高い面があるだろうから、商品の意味はないことはない。が、株式投信
は、興味を持つきっかけとしては意味があっても、そのコストの高さから
長期保有の商品として適当であるとは思わないです。

ケンミレ
 漫画仕立て。最近、やたらと広告をよく見るようになったぬ株式情報
サイト。ここのチャートは確かにきれいで機能も豊富。情報サービスも
好みであれば利用するのも悪くはないのかもしれません。
 個人的には興味なし。

eワラント
 デリバティブ系商品。楽しみとしては悪くないのかもしれないけれど、
基本的に設定する側に有利となる商品だと思います。ネット系証券で売買
できるようだけど、興味はない。

エイチ・エス証券
 字がごちゃごちゃしており、見にくいです。何がポイントか伝わりにくい。
 売買手数料は最安値のところと比較すれば高く、魅力は感じない。

外貨24 安藤証券
 FX。1000米ドルあたり80円という手数料はそんなに安くもない
のではないかなぁ・・・・。鈴木利沙子さんというのはどなたなのでしょ
う?。

フジフューチャーズ Venus
 金先物。ちょっと視野にない分野です。他社と比較していいのか悪いのか
よくわかりませんな。本当にこの分野での運用を考えるのであれば自分で
調べてからにするでしょう。

タイコム証券
 わけのわからんチャートと長い文章。よくわからん広告・・・。

岡藤商事
 商品ファンド+株式投資。マイスターセレクトという商品らしいです。
 バランス型ファンドなんかもだけど、こういう「組み合わせ」型の商品
というのも疑問が・・・。それぞれストレートのわかりやすい商品の方が
いいと思います・・・。
 商品ファンドというのは資産運用の選択肢の一つにはあるとは思いますが。

アイザワ証券
 なんか字ばかりですし、訴えるポイントがよくわかりません。
 ここはアジア株系に強いのではないかな・・・・。だったらそれを伝え
たらいいと思うのだけど・・・・。これは裏表紙の広告です。

マネックス
 オルタナティブ投資。松本氏の顔が怖いです・・・。妙にしろっぽい・・。
 人ではなくて具体的な商品を示してもらわないと、わけがわからん・・。

ということで、この雑誌では、個人的には興味をひかれる広告は全くあり
ませんでした。
どういう広告が響くがというのは、それぞれの立場とかスタンスなどに
よって違うと思うので、受ける印象というのもそれぞれ全く違うものに
なるでしょう。
 
また、別の雑誌も見てみたいと思います。




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