旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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で書いています。 

ソーシャルレンディング わけのわからんものに金は出せませんわ

2017-05-03 22:19:29 | 株式投資・資産運用
ソーシャルレンディング わけのわからんものに金は出せませんわ

日経に
「ソーシャルレンディング 高利回り、ネットで投資募集 融資先には延滞・焦げ付きリスクも」
という記事がありました。

一部引用
「案件には期待利回り、募集額、運用期間などの記載があるが、借り手は「A社」「C社」などと匿名
で複数社が表示され投資家が詳細な情報を入手するのは難しい。「貸金業法にある『借り手保護』
が主な理由」(大手運営会社)という。」

「利用にはいくつか注意点がある。融資先は基本的に信用力の問題で銀行から融資を受けられない
企業なので、貸し倒れリスクは比較的高い。
ある運営会社の代表は「焦げ付き、延滞は発生しうる」と明言する。」

「「みんなのクレジット」は3月、金融庁から1カ月間の業務停止命令と業務改善命令処分を受けた。
金融庁によるとウェブサイト上で複数に貸し付けを予定しているよう装いつつ、実際は親会社グル
ープに資金を集中させていた。石川貴教弁護士は
「高利回り商品は高リスクなのが基本。運営会社の経営実態もよく見たい」と話す。」

ブログでは、実際に投資しているという話題も散見されます。

しかし、上記のような情報開示が不徹底な状態では、個人的にはとてもではないけれど、投資を検討
しようという気にすらなりませんわ。

まあ、好き好きではあるのでしょうけど、「みんなのクレジット」の処分は別にしても、
個人的には、よくこの状況でお金を出せますねという感じがします。

ソーシャルレンディングの意義とか意味はそれなりにはわかります。

しかし、現状的にはクラウドファンディングと言われる「セキュリテ」なんかの方がまだよい。
投資対象が明確です。それなりにリスクをとっても応援したいものがあるかもしれない。
【Fundinno】株式投資型- クラウドファンディングサービスも投資対象が明確な点はいいです。

映画「この世界の片隅に」なんかも、出資があったから映画が完成して私たちも見ることができた
わけですしね。

ただ、これらも当然ハイリスクです。上場企業のような基盤があるわけでもなく、事業が成功する
保障はなにもないです。最悪、出資額は全損となる可能性があるとの認識は必要です。
それは上場企業でもそうですが、その可能性は相対的に高いもので、多くはそのリスクに見合ったリターン
というのは得られないのではないかなー。

現状のソーシャルレンディングについては、まず、どこにどういう形で貸しているのか、さっぱりわか
らない。だから、これは、ある意味当然、「不正」の温床になりうるでしょう。

これでは信用リスクについて判断のしようがないです。信用リスクについて判断のしようがないという
ことはどれだけのリターンを求めるのが適当かもわからないということですね。

アメリカなどのジャンク・ボンドへの投資でも、これよりは情報開示はちゃんとされてる場合が多いのでは?。

じゃあ、運営会社は?。「運営会社の経営実態もよく見たい」といっても、実際、これはどう個人が判断
すればいいの?。明らかな不正が表に出ないと、そんなのわからないのでは?。

まあ、君子じゃなくても、危うき(不明なこと)には近寄らず。

そこそこのリターンなら、上場しているREITで信用度が高いものか、あるいは、REITのETFでも買えばと
思います。

以前の安愚楽牧場なんかも、単純に「あー、肉がもらえていいね」とは思いましたが、これ、会社として
どうなのかよくわからんねーということでスルーしてました。まあ、それと似た感じです。

同様に、赤字の創薬関係の企業のIPOもスルーしています。これ、以前はVCが投資するレベルだったものが
上場できるようになったという感じで、無論、可能性としては「一発」というのもありうるのでしょうけど、
その可能性というのは非常に低いのが実際でしょう。

ということで、ま、それなりに自分で納得できるようなものに投資しましょうねということです。

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優待増額のすかいらーく、今、1000株クロスするとコストは?←結果、有利な低リスク運用

2017-05-03 20:04:17 | 株式投資・資産運用
優待増額のすかいらーく、今、1000株クロスするとコストは?←結果、有利な低リスク運用

すかいらーくの優待は増額になり、現状は以下のようになっています。

優待食事券
100株以上 6月末: 3,000円 12月末: 3,000円
300株以上 6月末: 9,000円 12月末:11,000円
500株以上 6月末:15,000円 12月末:18,000円
1,000株以上 6月末:33,000円 12月末:36,000円

さて、この優待をクロスで取得する場合のコストは?。

カブドットコムの場合で見てみます。

今見ると、一般信用の売建の残数は「長期【最長3ヶ年】452,100」となっていました。
ですから、まだ今なら取れます。

まず信用の売買手数料ですが、株価1700円とすると、
往復で940円☓2☓消費税です。これが、2030円ぐらい。

早めにクロスすると、これよりコストがかかるのが貸株金利です。

なお、信用買いの方はすぐに現引きして現物にしておかず、そのまま信用買いにしておくと、
その分また金利がかかりますので、わすれずにすぐに現引きして、優待取得の設定で
貸株にしておくのがいいでしょう。わずかですが、これで支払う貸株金利を少し低減できます。

貸株金利はカブドットコムの一般信用・長期の場合は、1.5%です。
つまり、株価1700円☓1000株☓1.5%。これが年間にかかる貸株金利。概算で25500円。
これを365日で割ると1日分の貸株金利になりますので、69.86円。約70円/1日。

これが60日かかるとすると4200円となります。
今だと6月末までは60日はないかと思いますが、概算ということで。

そうそう、4月優待の東建コーポと伊藤園、あら、コスト計算より実際のコストが高いと思ったら、
そうか、貸株金利設定の日数が違っていました。両端入れでしたかね。

戻って、手数料が2000円、貸株金利が4200円とすると6200円です。

この6200円で3.3万の食事券を「買う」形になります。
この3.3万食事券が諸費用等も引いてオークションで手取り28000円で売れたとします。

となると21800円の利益ですね。これを二人ですると、合計の利益は4万円を超えます。

なお、GMOの信用で買って、現引きし、カブドットコムに移管してから、カブドットコムの信用売
分を現渡という形にすると、手数料は800円程度は安くなると思います。

極めてリスクが低い運用という点で、これを個人向け国債と比較してみますと、1000万1年間で、
キャンペーン礼金は4万円+1000ポイント(大和の場合 ポイント数は違ったかも)ということになり
ますので、ほぼ同等の金額のリターンとなります。

現状、どちらが有利かは明白で、これはすかいらーくの優待の方が有利です。

1000万個人向け国債に固定するのであれば、優待クロスで年間を通してその資金を回し、そうした対象が
ない時はSBIにでも入れてIPOの当選確率を上昇させるようにでもした方がいいということになります。

ただ、不要な優待をオークションで現金化するのは、それなりの手間がいり、不慣れな人には面倒では
あるでしょう。まあ、その手間賃という理解もできます。ただ、これは慣れればなんということはない
ですし、普通にまともに対応していれば、特にトラブルに巻き込まれることも、可能性は低いと言えましょう。

個人向け国債については、現状、いつでも買えて、原則として元本割れがなく(金利が上昇しても元本以下
の価格にはならない)、それなりに金利上昇についていけ、リスクは極めて低いという意味で、
商品特性は優れているとは思いますので、時期によっては利用価値は十分に出てくることはあると思います。
但し、これは、変動10年の個人向け国債についてで


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春の信濃路へ(2)

2017-05-03 17:23:57 | インターネット・パソコン・デジカメ
春の信濃路へ(2)

今回宿泊したのは高山村 五色温泉 五色の湯旅館。
こちらです。http://www.goshikinoyu.com/main.html

上記サイトでいきなり出てくる露天風呂は、現在もうありません。
内湯とそれにつながった露天風呂があります。

建て替えられたところで、木の香りがまだ強くします。
お湯は白濁した青白い感じで、泡のように細かい湯の花が浮いています。

やや硫黄臭が強めで、体にタオルにその香りが残ります。

場所は小布施からかなり山の方にむけて上る形になります。
周囲の林の中などにはまだ少し雪が残っていました。

夜、玄関前には狸が4匹登場。こいつら、全然逃げません。
調理のにおいをかぎつけてか「なんかちょーだい」状態。
旅館でドックフードとかをあげているらしく、朝にも来ていました。


翌朝、旅館からまた小布施町内へ。
高山村の八滝です。かなりの高度差です。去年見た時よりも水量が多い感じがします。





上記は70-300のレンズで撮っています。安価な超望遠という点ではいいのですが、やはりキレは甘い感じがします。

だそうです。


小布施の浄光寺へ。ここは冬に一度来ました。


石段をあがると室町時代の古いお堂があります。





すぐ近くに、北斎の極彩色の天井絵で有名な岩松院があります。
この天井絵は必見ですが、今回はスルー。


水が汲めますので、ペットボトルに。やや硬度が高いような気がします。おいしい水です。




ということで、小布施のハイウェイオアシスに寄って、山菜やリンゴジュースを買った後、白馬村へ向かいます。

つづく。
 








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春の信濃路へ(1)

2017-05-03 08:58:36 | インターネット・パソコン・デジカメ
春の信濃路へ(1)

 29日の朝、7:15頃に自宅を出発。

 とりあえず15:00には小布施に着くことが目標。

 今年のゴールデンウィークは途中に平日2日がはさまっていることもあってか、高速道路の渋滞予測
を見ても、29日や帰る予定の1日にはほとんど渋滞の予想はありませんでした。

 実際、走っても、いきなり高速道路にはいってすぐの宇治東ICからの京滋バイバスの交通量が多く、
ちょっと低速での走行区間があったぐらいで、渋滞にまきこまれることはほぼ皆無でした。

 ルートですが、行きはまず北陸道回りで。米原から北鈴道に入り、上越まで進んだあと、上信越道を
小布施のハイウェイオアシスまで南下。ここはスマートインターになっているので一般道に出て目的地
へという形です。

 さて、北陸道で毎度楽しみなのが、これです。
 言わずと知れた「鱒の寿司」様です。これは、特選の1900円のです。
 で、昼食は「ホールケーキ」ではなく「ホール寿司」の一個食べ。サクサクと付属のプラスチックナイフで
8等分にカットし、手づかみでバクバクと食べます。うーん、なんか肉厚でおいしいわー。
 これは小矢部川SAで買いました。
ホールケーキ

 で、時間も大丈夫そうなので、ちっょと黒部ICで高速をおります。
 目的地は魚の駅生地。
 こちら参照。http://www.info-toyama.com/spot/51010/

 黒部漁港のすぐ近くで、隣はくろべ名水公園になっており、いつも湧水がたくさん出ています。
 黒部市は名水百選の一つになっているところで、あちこちで湧水が見られます。

 で、この水は自由に汲んだり飲んだりできます。




スッキリした水です。コップで飲んで、ペットボトルなどにも汲んで、再スタートです。

つづく。

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