今年最後のてつがくカフェ@ふくしまは、A・O・Z (アオウゼ) の視聴覚室を借り切って、映画を見ながら哲学する 「シネマ de てつがくカフェ」 を開催します。
@ふくしまでは初の試みですが、本deてつがくカフェ同様、一つの作品をめぐって哲学的なテーマを探りながら思考を深めていくものです。
その意味で映画批評でも作品論を語り合う場でもありません。
今回視聴する映画作品は、仙台在住の伊藤照手氏が制作したドキュメンタリー映画 『声の届き方』(約40分)です。
この映画は、一度地理歴史公民科学習研究会で視聴させていただいた作品です。
そこでは 「脱原発デモ」 が、それを見ている側にどのように受け取られているのかをテーマにしています。
「考え方には共感できるが、デモにはコミットできない。」
こうした社会運動に対する違和感を抱く人は、実は少なくないのではないでしょうか。
この違和感とはなんなのか?
社会へ向けて声を上げる人々はどのように自分たちの声を届ければよいのか?
コミュニケーションの問題から社会づくりの問題まで、幅広いテーマが浮上しそうな映画作品です。
この問いを若い映画監督がどのように映像化したのか、ぜひ参加者同士で考えながら話し合ってみましょう。
テーマ作品:『声の届き方』
(日本/2011/日本語/40分 撮影地:宮城県・仙台市/制作:伊藤照手/撮影協力:長谷川あい)
1.開催日時 : 2012年12月23日 (日) 16:00 ~ 18:00
※最初の40分間DVDを視聴します!
※伊藤照手監督が一緒に参加します!
2.場所 : A・O・Z (アオウゼ) MAXふくしま4階・大活動室3(変更しました!)
3.費 用 : 100円 (珈琲などドリンク飲み放題)
4.事前申し込み : 不要 (直接会場にお越しください)
ご不明な点は下記の問い合わせ先までご連絡下さい。
問い合わせ先 : fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
『声の届き方』 伊藤照手
2011年11月13日に行われた“「さよなら原発1000万人アクション」Inみやぎ”というイベントで、脱原発市民ウォークというものがありました。
本作品はこの市民ウォークをもとに様々な人に行ったインタビューを編集したものです。
昨年の原発事故がなければ、私がこうした市民活動に関わることもなかったと思いますが、原発問題に対してアクションを起こし、声を挙げていく人たちを取材していくうちに、彼らの思いに触れ、一緒に活動をしていこうと思うようになりました。
ただ、こうした活動をする人たちと、それを外から見ている人たちの間には、大きな壁があるように思えます。11月13日のウォークでも、思いを伝えようと声を挙げ、街を歩いていても、それを見ていた人たちのほとんどがこうしたウォークに対してほとんど無反応、無関心、もしくは敬遠しているように見えました。
この伝わらなさはどうして生まれてしまうのか、街の人たちは原発問題やこうした活動をする人たちのことをどのように考えているのかを知りたいと思い、後日ウォークが行われたアーケードで街頭インタビューを行いました。
その中で、仙台という土地で脱原発を訴えることの不自由さや、声の届け方、伝え方の難しさなど、いろいろなことを考えさせられました。
私がインタビューした人は限られていて、他にも様々な意見をもった人たちがいると思います。
全ての声を掬うことは出来ないですが、この作品を見てもらうことで、仙台でこのように考えている人たち、こんな活動をしている人たちがいるのだ、ということを少しでも知っていただければと思います。
そして、これからのことを皆で考えていくきっかけになれば、と思います。
≪はじめて哲学カフェに参加される方へ≫
お茶を飲みながら聞いているだけでもけっこうです。
飲まずに聞いているだけでもけっこうです。
通りすがりに一言発して立ち去るのもけっこうです。
わかりきっているようで実はよくわからないことがたくさんあります。
ぜひみんなで額を寄せあい語りあってみましょう。
てつがくカフェって何?てつがくカフェ@ふくしまって何?⇒こちら
てつがくカフェの進め方については⇒こちら
てつがくカフェ@ふくしま世話人
@ふくしまでは初の試みですが、本deてつがくカフェ同様、一つの作品をめぐって哲学的なテーマを探りながら思考を深めていくものです。
その意味で映画批評でも作品論を語り合う場でもありません。
今回視聴する映画作品は、仙台在住の伊藤照手氏が制作したドキュメンタリー映画 『声の届き方』(約40分)です。
この映画は、一度地理歴史公民科学習研究会で視聴させていただいた作品です。
そこでは 「脱原発デモ」 が、それを見ている側にどのように受け取られているのかをテーマにしています。
「考え方には共感できるが、デモにはコミットできない。」
こうした社会運動に対する違和感を抱く人は、実は少なくないのではないでしょうか。
この違和感とはなんなのか?
社会へ向けて声を上げる人々はどのように自分たちの声を届ければよいのか?
コミュニケーションの問題から社会づくりの問題まで、幅広いテーマが浮上しそうな映画作品です。
この問いを若い映画監督がどのように映像化したのか、ぜひ参加者同士で考えながら話し合ってみましょう。
テーマ作品:『声の届き方』
(日本/2011/日本語/40分 撮影地:宮城県・仙台市/制作:伊藤照手/撮影協力:長谷川あい)
1.開催日時 : 2012年12月23日 (日) 16:00 ~ 18:00
※最初の40分間DVDを視聴します!
※伊藤照手監督が一緒に参加します!
2.場所 : A・O・Z (アオウゼ) MAXふくしま4階・大活動室3(変更しました!)
3.費 用 : 100円 (珈琲などドリンク飲み放題)
4.事前申し込み : 不要 (直接会場にお越しください)
ご不明な点は下記の問い合わせ先までご連絡下さい。
問い合わせ先 : fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
『声の届き方』 伊藤照手
2011年11月13日に行われた“「さよなら原発1000万人アクション」Inみやぎ”というイベントで、脱原発市民ウォークというものがありました。
本作品はこの市民ウォークをもとに様々な人に行ったインタビューを編集したものです。
昨年の原発事故がなければ、私がこうした市民活動に関わることもなかったと思いますが、原発問題に対してアクションを起こし、声を挙げていく人たちを取材していくうちに、彼らの思いに触れ、一緒に活動をしていこうと思うようになりました。
ただ、こうした活動をする人たちと、それを外から見ている人たちの間には、大きな壁があるように思えます。11月13日のウォークでも、思いを伝えようと声を挙げ、街を歩いていても、それを見ていた人たちのほとんどがこうしたウォークに対してほとんど無反応、無関心、もしくは敬遠しているように見えました。
この伝わらなさはどうして生まれてしまうのか、街の人たちは原発問題やこうした活動をする人たちのことをどのように考えているのかを知りたいと思い、後日ウォークが行われたアーケードで街頭インタビューを行いました。
その中で、仙台という土地で脱原発を訴えることの不自由さや、声の届け方、伝え方の難しさなど、いろいろなことを考えさせられました。
私がインタビューした人は限られていて、他にも様々な意見をもった人たちがいると思います。
全ての声を掬うことは出来ないですが、この作品を見てもらうことで、仙台でこのように考えている人たち、こんな活動をしている人たちがいるのだ、ということを少しでも知っていただければと思います。
そして、これからのことを皆で考えていくきっかけになれば、と思います。
≪はじめて哲学カフェに参加される方へ≫
お茶を飲みながら聞いているだけでもけっこうです。
飲まずに聞いているだけでもけっこうです。
通りすがりに一言発して立ち去るのもけっこうです。
わかりきっているようで実はよくわからないことがたくさんあります。
ぜひみんなで額を寄せあい語りあってみましょう。
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