【テーマ】「〈おとな〉とは何か?」
【日 時】 8月22日(土)16:00~18:00
【場 所】 イヴのもり(福島市栄町6-4 南條ビル2F・TEL 024-523-5055)
【参加費】 飲み物代300円
【事前申し込み】 不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】 fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
いよいよ18歳投票権が法的に認められました。
今後は、それに合わせて、これまで未成年として認められなかったことが、18・19歳にも認められていくことも予想されます。
とはいえ、これまで「子ども」扱いされてきた年齢層が、法律によっていきなり「おとな」扱いされるのもヘンな気がします。
今回はそこに焦点を当て、いったい「おとな」とは何か、何をもって「おとな」と言えるのかを問いたいと思います。
ところで、世話人は、先日東京で開かれましたカフェフィロ主催の「ネオソクラティクダイアローグ」(通称:NSD)の研修に参加して参りました。
これは、哲学カフェと異なり、2日間かけて少人数(約10人)で徹底して合意を探りながら、ある問いに対する一般的なテーゼを対話を通じてつくり上げるという営みです。
2日間思考と対話しっぱなしという、とても贅沢な時間を過ごす中で、あらためて他者と合意することの難しさを経験して参りました。
(これについては後日、ブログで報告があるでしょう。)
いつもの哲カフェでは各人の意見の言いっぱなしを保障し、それほど互いの合意を探ることに執着してきませんでしたが、実は、その点はファシリテーターとしてどうすべきか思い悩んできたのも事実です。
今回のNSD体験は、この課題についてあらためて考えさせられるよい機会となったわけですが、いつもながら思いつきで動く世話人二人は、さっそくこの「合意を探る」ことを重視しながら、今回のテーマについて対話を試みようと思ったわけです。
だからと言って、日本人よろしく空気を読んで参加者の意見になんとなく合わせる必要はまったくありません。
各人が自分の意見にこだわりを持ちつつ、そこに他者との共有点がありやなしや。
今回の哲学カフェでは、この点に重きを置きながら、これまでの対話方法より異質な目的と方法でもって取り組んでみたいと目論んでいるところです(思いつきなので、しないかもしれませんが…)
お茶を飲みながら聞いているだけでもけっこうです。
飲まずに聞いているだけでもけっこうです。
通りすがりに一言発して立ち去るのもけっこうです。
わかりきっているようで実はよくわからないことがたくさんあります。
ぜひみんなで額を寄せあい語りあってみましょう。
≪はじめて哲学カフェに参加される方へ≫
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てつがくカフェ@ふくしま世話人