風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

八雲と名のつく場所

2010-05-30 16:50:01 | 徒然
曇天のウィークエンド、こういう日こそ勉強せねばと昨日は目黒区八雲中央図書館に行って参りました。

そうです、私は今目黒区に住んでおりますホホホ。
と言ってもあと一ヶ月で実家に戻るけどね。
実家のあるさいたまの良さと都会のセレブな街(私が住んでいるのは下町ですが)の良さ
それぞれいい所があるなあと思います。

というわけで、今のうちに行けるところに行こうと考え
昨日は東急東横線「都立大学駅」で降り、めぐろ区民キャンパス内にある図書館に向かいました。駅から徒歩7分位です。

この間渋谷の美容院に行った時、都大に住んだことがあるという美容師さんに聞いたところ
目黒区碑文谷(ひもんや)、柿の木坂、八雲辺りは高級住宅街らしく
「梨花をみかけた」とか…
梨花が果たしてセレブなのか実情は分かりませんが
そんな話を聞くと単純な私はミーハー心がくすぐられ、キョロキョロしながら図書館に向かいました。

その途中『目黒区くらしのガイド』という区の広報紙に載っていた、ショコラBEL AMER(ベルアメール)というチョコレート専門店を発見、
ちょうどお世話になっている人へのお土産を探していたので板チョコと焼菓子の詰め合わせを買いました。
チョコレートケーキが有名らしいです。
ショートサイズのケーキは1個500~600円前後で、値段はものすごく高いというわけではありませんでした。でもとっても美味しそうだった…
ショコラティエのアトリエが併設されていて作っている様子がカウンター越しに見られるようになっていました。
カフェもあって、思わず一服しちゃおうかと思いましたが…
直前に松屋で牛めしを食べていたのでやめておきました。
なぜ松屋で腹ごしらえしたかというと
これから街を歩けばきっとオシャレなお店が沢山あって、ちょっと一休みなどをしたくなり、知らず知らずのうちに散財してしまうだろうと読んだからです。320円の牛めしでお腹がふくれていれば余計には食べられないだろうと。

…ま、たいした読みではありませんが、その節約作戦はうまくいきました。

そして久しぶりに図書館へ!
いや~綺麗な図書館でした。

当たり前だけど
図書館は静かだった…

しかし静かすぎて、落ち着かなかった。

結局1時間半勉強をして帰ってきました。

 帰り道、このあたりの「八雲」という地名の由来になった八雲氷川神社という神社の前を通ってきました。
八雲立つ~と言えば出雲大社だよな…でも出雲大社って島根県にあるのに
何か関係あるのかな?
と思っていたら
ご祭神が素戔鳴尊(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと=大国主神)で
出雲大社の祭神だいこくさまとご両親が親子で鎮座されているのでした。

早朝ならまだしも午後3時過ぎにも関わらず、鳥居の向こうは空気が違うというか、これまた非日常の空間が広がっていました。
なんていうか濃密な空間っていうのかな…「いるんだな」っていうのは分かる気がしました。
創建の年代は不明で、古い神社らしいです。

結構あるんですね~都会にはそんな場所が。
なぜ出雲の神様が目黒にいるのか、なぜ地名にまでなったのかは分かりませんが
何だか不思議な世界が実はすぐ近くにあるようでロマンを感じました。

私もタモリみたいに「古地図」を持って東京を歩いてみようかしら。

まだまだ知らないことがいっぱいあるんだなぁ…
図書館で数えきれないほどの本が並ぶ光景をみて
八雲と名のつく神社をみて
自分のちっぽけさを感じた土曜日なのでした。

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