風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

徒弟制度

2005-10-06 01:35:50 | Weblog
 最近帰りが遅いっす。
おかげで部屋の床には洗濯済の洋服がタンスにしまわれぬまま山になっている。でも母が洗濯をしてくれてなければ脱ぎっ放しの洋服の山がもう一つできていることだろう。
親に感謝!おかげで自分のやりたいことに没頭できます。家事をやる手間の時間を親からもらってるわけですし…親孝行しますよ!面と向かっては言えませんけどね。

 さて、最近先月26日まで通っていた職業訓練校のクラスメイトの就職決まりました報告がきています。再就職(や、自分探し)を目的として集まった福祉住環境リフォーム科の10人。それぞれ別々の道を歩んできて、そして4ヶ月間の短い間だったけど失業中という先の見えない不安定な時期を共に過ごしました。たったの4ヶ月過ごしてまたバラバラになった、ただそれだけなんだけど、やっぱりそれだけじゃないんだよ。
 本気で腹を立てたり、感心したり、自分の幼さを思い知ったり、腹抱えて笑ったり、思い通りに自分を出せなくてもどかしい思いをしたり、助けてもらったり、色々な感情を表にだしてクラスのみんなを通して新しい自分に出会いました。みんなキャラが立ってる個性的な人ばかりだったからかな。

 再就職に関して自分はどうかというと、今日(っていうか昨日)も事務所の人に建築やデザインに関する色々な話を聞いていました。そして私はどんどん建築に興味を持ちはじめてる自分自身に気づきはじめてきてます。聴いていて何時間でも飽きないんだもの。今までズレてぼんや~としていたピントが少しずつ合ってきた。うずうず、わくわく、夜明け前って感じです。
 本当に自分のエネルギーを傾けられるものに出会った気がする。まだ走りだしてないけど、もうすぐ頭の中で「よーい、スタート!」のピストルが鳴る予感がする。
 今、情熱を傾けられるものに出会えた喜びと、生活の為に働かなければならない現実がある。でも好きな仕事で自分の能力を活かせたり伸ばせたりする環境ならば仕事はきつくても労力は決して惜しまない。
 建築の世界や美容師の世界では徒弟制度という制度がまだあるのだそう。住み込みで仕事を習う少年のことをいうらしいが、安月給で小間使いをさせられながら仕事を覚えてスキルを身につけ、力をつけたら一人で仕事をするという流れ。師匠に認めてもらえなければずっと下働きなんだろうけど。
 でも今どんなことでもいい、まだ覚えることで頭がいっぱいになってキャパオーバーなのだが、どんな仕事でもやりたい。なので就職の報告はできませんが、自分の行く道が決まったということでそれに代えさせていただきますです。

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