3月13日まで中村屋サロン美術館で開催していた「新宿風景展」に行きました。
油彩画は佐伯祐三のほか、名前を知らなかった刑部人という画家の作品の合計2点のみの展示ではありました(刑部の作品は描かれた年さえ不明でした。)。
大半の作品は、新宿の昔の景色を描いた堀潔の絵葉書でした。それはそれで、昔の景色を知ることができたり、思い出すことができたりと興味深く見ました。
このほか、歌川広重や川瀬巴水の版画もありました。広重の作品は、市ヶ谷八幡や内藤新宿を描いた作品が展示されていました。内藤新宿の作品は、巨大な馬が描かれているのが有名ですが、馬糞まで描かれています。
江戸時代まで遡って、今自分の住んでいる近辺の景色の版画を見ることができるのは、楽しいものです。
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