前回のクヌートのメダルのことを日記に書いた後、
ついでに他の人工哺育で育った白クマについて少しばかり調べてみました。
日本では愛媛県のとべ動物園の白クマ「ピース」が有名です。
平成11年12月2日生まれ、もう12歳になり、人工保育で育った白クマとしては
最長記録を更新中。
NHKの番組でも取り上げられたりして有名になったらしいのですが
残念ながら私はその番組、見逃してしまいました。
しかしとべ動物園のHPの中に観察日記や沢山の写真や動画があり
その他ネットで知り得た情報を総合すると…
ピースも母親に育児放棄され、同時に生まれたもう一匹の兄弟は噛み殺されてしまった。
ピースは母クマから引き離され、飼育係の高市さんが自宅に連れ帰り、
同じ布団で寝て3時間おきにミルクを与え、我が子のように哺育する。
生後100日ほどたって、集合住宅では飼えないほどに大きくなったピースを
動物園に置いて高市さんが帰ると、一晩中泣き叫んで喉が枯れてしまったそうです。
水にまったく関心を持たなかったピースに泳ぎを教えるため、
水際で一緒に遊んだり、抱っこしてプールに入ったり。
高市さんの献身的な愛情でピースはすくすくと育つのですが…
(この写真なんてぬいぐるみにしか見えません)
ある日、ピースは痙攣を起こしてしまう。
血液検査では異常は見られず、結局ストレスから脳神経に異常を来したと考えられるのだそうです。
2005年8月にはプールの中で発作を起こし、うつぶせで動けなくなったところを、
たまたまおりの外で見た高市さんが駆け寄り、人工呼吸をして助けたのだそうです。
その後も度々痙攣を起こしているが、薬で対処しているのだと。
ああそれで…
ベルリン動物園のクヌートも痙攣を起こしてプールに落ち、
見つかった時には溺死していたといいます。
原因は脳障害としか書いてなかったけれど、結局ストレスによるものだったのか。
クヌートは、他のクマから度々いじめられていたとも。
人口保育で育てられたクマは、他のクマと一緒に上手く過ごすことができない。
寂しさによるストレスから脳神経に異常をきたし、痙攣を起こしてしまう。
かといって24時間見張っているわけにもいかないし。
母クマから育児放棄された仔クマは安楽死させた方がいいという説もあって
なんて酷いことをと私は思っていたのですが
ただ育てればいいというものでもないのですね。
難しいものです。
観察日記ホッキョクグマ「ピース」成長の様子
http://www.tobezoo.com/shiiku/peace/index.htm
ネットを徘徊していて、クヌートの最後の瞬間を捉えた動画を見つけてしまいました。
見るのつらいのですけど…
http://www.liveleak.com/view?i=192_1300651354
ついでに他の人工哺育で育った白クマについて少しばかり調べてみました。
日本では愛媛県のとべ動物園の白クマ「ピース」が有名です。
平成11年12月2日生まれ、もう12歳になり、人工保育で育った白クマとしては
最長記録を更新中。
NHKの番組でも取り上げられたりして有名になったらしいのですが
残念ながら私はその番組、見逃してしまいました。
しかしとべ動物園のHPの中に観察日記や沢山の写真や動画があり
その他ネットで知り得た情報を総合すると…
ピースも母親に育児放棄され、同時に生まれたもう一匹の兄弟は噛み殺されてしまった。
ピースは母クマから引き離され、飼育係の高市さんが自宅に連れ帰り、
同じ布団で寝て3時間おきにミルクを与え、我が子のように哺育する。
生後100日ほどたって、集合住宅では飼えないほどに大きくなったピースを
動物園に置いて高市さんが帰ると、一晩中泣き叫んで喉が枯れてしまったそうです。
水にまったく関心を持たなかったピースに泳ぎを教えるため、
水際で一緒に遊んだり、抱っこしてプールに入ったり。
高市さんの献身的な愛情でピースはすくすくと育つのですが…
(この写真なんてぬいぐるみにしか見えません)
ある日、ピースは痙攣を起こしてしまう。
血液検査では異常は見られず、結局ストレスから脳神経に異常を来したと考えられるのだそうです。
2005年8月にはプールの中で発作を起こし、うつぶせで動けなくなったところを、
たまたまおりの外で見た高市さんが駆け寄り、人工呼吸をして助けたのだそうです。
その後も度々痙攣を起こしているが、薬で対処しているのだと。
ああそれで…
ベルリン動物園のクヌートも痙攣を起こしてプールに落ち、
見つかった時には溺死していたといいます。
原因は脳障害としか書いてなかったけれど、結局ストレスによるものだったのか。
クヌートは、他のクマから度々いじめられていたとも。
人口保育で育てられたクマは、他のクマと一緒に上手く過ごすことができない。
寂しさによるストレスから脳神経に異常をきたし、痙攣を起こしてしまう。
かといって24時間見張っているわけにもいかないし。
母クマから育児放棄された仔クマは安楽死させた方がいいという説もあって
なんて酷いことをと私は思っていたのですが
ただ育てればいいというものでもないのですね。
難しいものです。
観察日記ホッキョクグマ「ピース」成長の様子
http://www.tobezoo.com/shiiku/peace/index.htm
ネットを徘徊していて、クヌートの最後の瞬間を捉えた動画を見つけてしまいました。
見るのつらいのですけど…
http://www.liveleak.com/view?i=192_1300651354
ピースと飼育員の高市氏との物語は、動物を扱う番組など、数回見たことがあります。
白クマの人工飼育の例がなく、試行錯誤を重ねたそうですね。
ピースにとって高市氏は”親”。まだ子供と言っても、白くまですから身体は大きくなります。いつまでも一緒にはいられません。
まだ子供なのに、親と離れ離れになれば、とても辛いでしょう。しかしそうするしかないことも、また事実。
クヌート、日本の新聞でもしばしば取り上げられていただけに、とても残念です。
最後の瞬間の動画、私にはとても見ることができません (;_;)
ちらっと見たことはあるのですが…
今はピースのDVDも出ているのですってね。
>白くまですから身体は大きくなります。いつまでも一緒にはいられません。
そうなのですよね。
100キロを軽く超えてしまった猛獣なのですから
いつまでもべったりとはいられませんよねえ。
かといって、他のクマとも難しいようですし。
>最後の瞬間の動画、私にはとても見ることができません (;_;)
これはちょっと…
紹介しといてナンですが、私もお勧めはできません。