Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

パリの空の下、セーヌは流れる

2024年08月06日 | 社会

やっぱり、というか何というか。
パリ五輪のトライアスロンのベルギー代表がセーヌ川で泳いだ後入院し、出場を棄権。
この人は検査の結果、大腸菌に感染していることが分かったのだそうです。
カナダ代表選手はゴール後、嘔吐を10回もしたのですって。
そしてスイスのトライアスロン選手も、胃炎を発症したのだと。


大体、雨が降って水質汚染となり試合を延期ってどういうこと?と思ったら、セーヌ川は雨が降ると、下水が溢れて流れ込むのですって。
パリの地下には古い下水道が網の目のように広がっていて、現在はトイレの汚水は下水管で汚水処理場へと流れてはいるが、雨が降ると溢れてしまうのだそうです。
子供の頃読んだ「ああ無情」、大人になって観たミュージカル「レ・ミゼラブル」、あの中のジャン・バルジャンがコゼットの恋人、瀕死のマリウスを背負って、必死に脱出を試みたあの暗く長い迷路のような下水道。
あの下水道が今もあるのか…!?
この記事には、「パリの象徴であるセーヌ川でやりたいと思っている人たちのエゴで選手が犠牲になった」という声が。



セーヌ川の水質といい、素人が見てもおかしい誤審といい、不可解なことに腹を立てながら、熱戦に夢中になっています。
パリもセーヌ川も、見た目は本当に綺麗だったのですけれど。
百田尚樹という人、「永遠の0」「海賊とよばれた男」などは面白く読みましたが、その発言はあまりにも右寄りで少々苦手なものの、この人の柔道混合団体決勝戦の後のXの発言に、思わず頷いてしまいました。
「誰が見てもおかしいと思うことを平気でやるんやから、開き直ってるんやな。フェアプレイの精神なんか、どこにもない。わし、もうフランスが大嫌いになったわ!」


写真は2012年セーヌ川

トライアスロン、セーヌ川を泳いだベルギー選手が入院の波紋

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする