米ソ間の宇宙競争が激化した1960年代。アポロ計画は失敗が続き、NASAに対して国民の関心は薄れつつあった。ニクソン大統領の側近モー(ウッディ・ハレルソン)は、PRマーケティングのプロ、ケリー(スカーレット・ヨハンソン)をNASAに送り込み、「月面着陸のフェイク映像を撮影する」という極秘計画を遂行させようとする。実直なアポロ11号の発射責任者コール(チャニング・テイタム)は、そんな彼女に対してことごとく反発するが…
「世界が目撃した月面着陸はリアルかフェイクか」という有名なネタを基に、まさか映画を一本作ってしまうとは。
美貌とナイスバディを併せ持つやり手の女ときたら、普通はうんざりしてしまいますが、ケリーの場合、あまりの口八丁手八丁に笑えて来ます。
バービー人形が着るようなケリーの60年代のファッションが、なんとも魅惑的。
ガタイの良い、真面目で実直な戦争帰りのコールは、あの時代の理想的な男性像か。
そして冒頭からなんであんなに黒猫に拘るのかと思ったら、立派な伏線だったのね。
ケリーとコールが初めて見つめ合うシーンでは、ビージーズの「To Love Somebody」が流れ、これでもかと盛り上げてくれる。
タイトルにもなっている「fly me to the moon」の歌は何処で聴かせてくれるのかと思ったら、最後の最後にあのラスボスが口ずさむとは。
あの中で走っていた往年の名車は、私の車仲間によると、カマロSS、コルベット、P51、サターンVだそうです。
全編、ザ・アメリカ!という感じの、よく練られたハリウッド・コメディです。
ヒューストンのNASA、2015年に行きました。
広大な敷地を、映画のようにカートで揺られて廻りました。
飛行機が何万キロ空を飛ぶことすら今一つ理解できない私には、あんな巨大な鉄の塊が月にまで飛ぶなんて、どうしたって信じられません。
その裏に、どれだけの汗と涙と計算があったことかと思ったのでした。
(2015.NASA)
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」公式HP
全編、ザ・アメリカ!という感じの、よく練られたハリウッド・コメディです。
ヒューストンのNASA、2015年に行きました。
広大な敷地を、映画のようにカートで揺られて廻りました。
飛行機が何万キロ空を飛ぶことすら今一つ理解できない私には、あんな巨大な鉄の塊が月にまで飛ぶなんて、どうしたって信じられません。
その裏に、どれだけの汗と涙と計算があったことかと思ったのでした。
(2015.NASA)
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」公式HP
題からして・・ラブストーリーみたいに思えますが・・
あの 月面着陸は フェイクではないかと・・随分言われてましたよね・・
それがこの映画で 証明されるのかな・・事実だと
フェイクかそうじゃないか?
その点については、一番のネタバレになるので言えないのです💦
この作品、興行的にはコケたようですが
映画好きな私の友人たちには評判がいいのですよ。
巷では、そんなに評判になってないようなのですけどね。
後でゆっくり伺います。