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Zooey's Diary

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「笑みこぼしつつ」

2020年02月04日 | 社会
伊藤園の「お~いお茶」俳句コンテストについての記事を読みました。
この大会、平成元年の「お~いお茶」の発売に合わせて始まったもので、2019年の第30回では、約52万人から200万句の応募があったのだそうです。

まず一次審査で、200人の俳人の手で200万句から2万句に絞る。
二次審査で、一次とは別の俳人15人で絞り込む。
三次で、二次で最終選考対象外のものを俳人以外の人が見て敗者復活させる。
四次で、11人の最終審査員によってそれぞれ順位付け。
最終審査で、審査員全員が集まって協議をするのだそうです。
そんな膨大な手間をかけていたのですね。




紹介してあった句の中で、私が惹かれたのはこんなところ。
「図書カード あの人もこれ 借りたんだ」第24回
「終電の 吊り革引けば 流れ星」 第30回
「100年を 生きてひとりの 雑煮かな」 第20回
「百才の 笑みこぼしつつ 星祭る」 第19回


記事によると、発売された1989年当時はそもそも「緑茶をお金を出して買う」という習慣がなかったのだそうです。
そこでプロモーションの1つとして、俳句を発表する場を商品パッケージに設けて
「日常的に缶の緑茶飲料を楽しんでもらおう」と企画されたのだそうです。
確かにその頃、お茶は自宅で急須で淹れるもの、水は水道から飲むものだった気がする。
そのもう少し後、バンコクだったか東南アジアで緑茶のペットボトルを見つけて買ってみたら、砂糖がたっぷり入った甘いお茶で驚きました。
同じ頃、我家に招いたアメリカ人が緑茶(green tea)を飲みたいというので、喜んで出したらヘンな顔をされたことがあります。
スタバの抹茶フラべなどで、やはり甘いgreen teaを飲んでいたようなのです。
今では健康志向とも重なって、海外でも甘くない緑茶が普及してきたと言いますが
海外に行くと、なるべくその地ならではの飲食物を試したいと思うので、まだ確認していないのです。




コメント (8)
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