今日も金田一を1冊読み終えました。「支那扇の女」と「女の決闘」という2編が収められています。前者は(横溝が住んでいた)成城の住宅街で起きた殺人事件。最後は珍しいドンパチです。神宮外苑でピストルを撃ち合います。現在なら大変なことに・・・。後者はある作家の前妻と後妻のつばぜり合いのようなスタートから、意外な結末へというもの。両方とも(横溝の作品には多いと思うのですが)犯人は服毒自殺するのですね。捕まって監獄に入るというのは少ないと思います。
夏に集中して読んだ講談社ブルーバックスのKindleUnlimitedが解除になってしまいました。読みたいものはほとんど読んでしまったか、持っているものなので残念さはあまりないのですけど。
「支那扇の女」横溝正史 角川文庫電子版
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