活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【5月17日】

2018-05-17 | 電子書籍

アダム・スミスを70%まで読みました。Kindleを使っているとそういう表現になりますね。国富論が出たのは1776年。ちょうどアメリカ独立の年。フランス革命まではまだ間があり、絶対王政が残っていた時代です。でも70年ほどたつと資本論が登場します。国富論では社会主義的な発想は全く出てきません。地主、資本家、労働者という階級の区分けはあり、それは資本論とも同じです。が、資本家に重きを置いて、資本家が頑張って利潤をあげて、還元すること(経済成長すること)が大切だという立場です。現代は地主階級というのはいませんが、資本主義の世の中で資本が正しく社会を循環することの必要性はより高まっていることは事実です。

 

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