活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【4月24日】

2008-04-24 | 新書
 小説(特に歴史小説)は作家の思い入れと推論で主人公が形作られるわけですが、必ずしも史実ではないわけです。史実を追っている歴史研究家の本を読むとかえって歴史小説のおもしろさが増しますね。信長と消えた家臣たちは、信長に粛正された家臣、外様家来が描かれていますが、著者が研究家であるので一次資料をもとにしたこういう本は、時代小説とは違う歴史そのものを味わえますね。

「信長と消えた家臣たち」谷口克広 中公新書

コメント
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