さんぽみち 野の花

一滴の水が注がれるように、
日々の暮らしやさんぽみちで
出会った出来事を
つづっています。

筒茶碗で

2013年02月05日 | 趣味
昨日はお茶の稽古日でした。床の間には大津絵の鬼の絵が、
どこか滑稽で憎めない鬼の絵が掛かっていましたし、
花入れには白い椿とマンサクが活けてありました。
お釜からは湯気がいっぱい出ていました。

いつもはご飯茶碗のような浅く口が広い茶碗に点てていますが
わたしは先生がご用意してくださった「筒茶碗」に薄茶を点てました。
「筒茶碗」は、名前が示すように茶筒のような形の
おすし屋さんの湯のみのようなもの、と思い描いてください。
深さがあり口が狭いのは、寒さでお湯が冷めにくいようにと
この季節に使われるお茶碗です。
1、「筒茶碗」にお湯を注いで、いつもよりゆっくりと温めます。
2、そのお湯を捨てて、茶巾で茶碗を拭いて
3、抹茶を「筒茶碗」に入れてお湯を注ぎ、茶筅をふるいます。
茶碗が筒型なので、茶碗の中を茶巾で拭く手が窮屈に感じられたり
茶碗を片手で上から持ったり、茶碗の底を手のひらにのせてつかみ
お湯を捨てたりします。片手で「筒茶碗」扱うのは緊張します。
いい汗をかいてまいりました。

小手指 明正地所ホーム


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする