「清涼寺」
大会2日目は予報通り雨になりました。
埋木舍(うもれぎのや)は、井伊直弼が17歳から32歳までの
15年間を過ごし文武両道の修養に励んでいた屋敷です。
薄茶席のお菓子「埋れ木」は一口で頬張れて上品でした。
彦根城博物館は、井伊家に伝わる名物茶入や茶道具が
展示されていました。寄付の掛物は大津絵鬼念仏で
薄茶席の菓子盆は大津絵藤娘(写し)でした。
清涼寺は、歴代彦根藩主井伊家の菩提寺で13代直弼も若い
頃よりこの寺で禅と学問の手ほどきを受けました。
家元席で濃茶、柳桜園詰「楽寿の昔」をいただきました。
鉄道安風炉の灰がきれいに整えられていました。
どのお席でも地元同門の皆様が、丁寧な出迎えをして
くださいました。お席毎に由緒あるお道具を拝見させて
いただきました。
同行の2人は茶席廻りを終えて電車に乗り帰途に着きました。
私は、また、ひとり、びわこに残りました。