SP極性チェッカー2号機の回路図を書きました。1号機は手動でボタンを押すたびにSPへ電圧がかかります。2号機は1ms電圧印加、220ms休みを繰り返します。加える電圧も可変することが出来るようになっていますが、ちょっと問題があり、5VまではOKですが其れより電圧を上げると、SPへの電圧が出っぱなしになります。(voice coilを焼いてしまいます)
測定はSPにストレスがかからないように低い電圧が望ましいです。マイクの感度とSPとの距離でこの辺は変わってきます。それで可変にしてあるのですが今の所難ありの状態です。
2号機は単電源OPアンプを使っています。OPアンプは+-電源で使う方が私は好きなのですが、今回は実験(AVRを使うことも)的な試作ですので、簡単な単電源を選んだのです。でも単電源でOPアンプを使う例はあまり例がありません。メーカのアプリケーションも意外とないのです。
そこで、適当?に考えて回路を作ってあります。
原理は簡単で、SPの加えた電圧が正相の場合の音をマイクで拾います。正相と逆相でマイクから出てくる電圧は180度違います。この電圧をコンパレータに入れて正相、逆相の判定をします。
例えば、正相が検出された場合、正相判定を優先させ緑のLEDを点灯させます。逆相の赤LEDは点灯しないようにブロックします。と云うのは、マイクで拾う音は過渡的な電圧を出してきます。この過渡的な電圧は上手く判定しないと両方のLEDが点灯したり正相なのに逆相のLEDがついたりしてしまいます。(このブロックはAVRのプログラムで其れらしいことをやらせています)
兎に角、1msの電圧が出たとき、一番最初に出てくるマイクの電圧を最優先させることで誤動作、誤検出を防ぎます。後から出てくる電圧は無視する必要があります。実際は、SPに電圧を加えながら、LEDがうまく点灯するようにOPアンプのゲイン、コンパレータの比較電圧を調整します。
この調整がうまく行くとかなり検出精度があがります。しかし、マイクの位置、SPの中心かはじか?SP,マイクの距離で検出状況は必ずしも正確に行かない場合があります。
裸のSPでは上手く検出しても、エンクロジャーに入ったSPでは上手き行かないとか、そんな場合も出てきます。
測定は出来るだけ小さな電圧をSPに加えマイクをSPに近ける方法が良さそうです。
今回はエレクトレットマイクをアルミのパイプに入れた簡単なものです。マイクもフードを付けて方がいいのか?全くデータがなく分かりません。
1号機はAVRは使わずハードのみで作りました。マイクもそれなりのメーカ製を使いました。
まだまだ改善するべき所が色々あり、もう一度作り直そうかと考えています。
要するに、インパルスを増幅しながら整流してコンパレータ―で判断しているわけですね。
スピーカーのコーン、空気、マイクと物理的な変換を3段経るので、
インパルスが忠実な波形になるのか懸念していたのですが、
5hzくらいなら、この回路で大丈夫なわけですね。なるほど、参考になりました。 ありがとうございました。
大した回路ではなくお恥ずかしい限りです。
多分、もう少し確実な検出回路を期待されておられたのではと、、、、、
インパルスの検出をより確実にするために、1msのパルスが出ている間にアンプのゲートが開くようにしようと考えています。
実は小さな密閉型のSPの極性がうまく検出できない不具合がでています。
これですが、スピーカーへの電圧を上げていくと、FETの2個の10kΩを介してAVRの端子にVCC以上の電圧がかかりますよね。
これが電圧出っぱなしに絡んでいませんか?
どうもアダバイス有難うございます。
私もそう思ってFETのソースとゲートに入っている10Kをはずして見たのですが、状況は同じでした。
ひょっとしたらAVRがおかしくなっているのかも知れません。
もう一度、全体の回路を見直しをして見ます。
それに、基板が色々回路変更をしたので、ひどい有様です。
回路変更をして作りなおす方がいいのではと考えています。
マイクでSPの音を有る程度正確に拾うのは難しいですね。