ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

HDD モータ

2014年12月23日 | 日記

ジャンクのHDDをばらし、モータを廻して見ました。もともとの基板に+5V,+12Vをつなぎ電圧を加えると回る場合と、廻っても途中で止まってしまうことがあります。回転を持続させるには何か条件が必要なのでしょう。でもそれは何なのかは分かりません。

AVR(ATmega328P)を使い単独で廻してみることにしました。HDDのモータは3相モータの様です。ネットを探すとArduinoで簡単なプログラムで回転させています。サイン波が理想のようですが矩形波でも廻っています。

ATmega328Pには3.3V(16MHzXtal)、モータには10Vを使っています。アルミのお皿が2枚の、つまりHDDの状態で廻して見ましたが、トルクが足りず廻りません。カタカタ音がするだけです。オマケにドライブ用のTRが触れないほど熱くなります。プログラムをいじってみましたが、思わしくありません。

仕方がないので、アルミのお皿ははずし、要らないCDをつけました。これで何とか廻るようにはなりましたが、TRは相変わらず発熱します。コレクタの波形を見ると矩形波が鈍っています。どうもhfeが足りなのかドライブ不足で完全にTRがONしていません。ベース抵抗は1Kですがもっとベース電流を増やす必要が有ります。ダーリントンにするのも面倒ですので1Kに240オームをパラって応急処置です。これで発熱も無くなり、回転もするようになりました。しかし、最高回転に達するや脱調して止まることがあります。

  

   停止             回転中

恐らく2800回転ぐらいはしているのではと思います、HDDでは多分7000回転くらいでしょうか。

これを使ってパーサライトを作ろうかとも思っているのですが、、、、、どうなるか?いまひとつ盛り上がりません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうなってるの?

2014年12月20日 | 日記

インターネットを色々見て最近AVRを使った所謂電子工作は3~4年前に比べるとどうも低調な状態だなーと感じます。以前は色々なブログが活発に動いていました。でも、何処を見てもどうも火が消えたような様子です。(海外は知りませんが)

AVR,PIC、ARM等のマイコンを搭載した基板が沢山が販売されるようになり、環境としては非常に良くなりました。でも、何だか其の割には世間の動きは低調、、、、プロの世界はどうなのか?知りません。(プロの世界はこの際関係ありません)

これらの基板を使いこなし、何かを作るのはかなりのスキルが要ります。私の様など素人はとても使いこなせません。ATtinyやATmegaを使うのがせいぜいです。一通り、これらを使って何かを作りましたが、どうも今や行き止まりの感があります。平たく言えばネタ切れとでも云うのでしょうかね。燃え尽き症候群かな。

さーて、どうやってモチベーションを上げますかな、、、、、。

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第10回1ビット研究会

2014年12月11日 | 日記

12月10日(水)に表題の研究会へ行って来ました。場所は早稲田大学 西早稲田キャンパス55号館N棟1階大会議室です。時間は13:00~18:10、ちょっと長いですね。

中味は

1.高速1ビット信号処理開発秘話 山崎芳男氏(早稲田大学名誉教授)

2.1ビットオーディオとΔシグマ変調の基本原理の解説 シャープ 早瀬 徹氏

3.11.2MHz/1bitに対応したAKMのAD/DAコンバータと高性能化技術 旭化成 佐藤友則氏

4.1bit Digital Audio Workstation(DAW)Sonomaを活用したLPレコードの製作 スーパーオーディオ ラボ 照井 和   彦氏

5.日本で最初にDSD配信を始めたOTOTOY(オトトイ)がDSDでやってきたこと 高橋 健太郎氏、 飯田 仁一郎氏

6.ΔΣ変調を用いない1ビット直接量子化による高標本化記録音場計測への応用 早稲田大学大学院生 石川 憲治氏、今井 亮太 氏、小谷野 雄史 氏

 

1ビットデルタシグマ変調とPCMの概念が頭の中でハッキリしましたので、参加した甲斐があったかなと思っています。PCMは量子化ビットが大きくなってもまるめか切捨てかが常に存在します。しかし、1ビットデルタシグマはそれがありません。図使ったこの辺の説明は私のオボケ頭にも分かりやすいものでした。

一方、早稲田の学生の「ΔΣ変調を用いない1ビット直接量子化による高標本化記録」は興味のある発表でした。量子化ビット数をあげることなくサンプリング周波数を上げることで量子化ビット数を上げたのと同じ結果が得られると言うものです。

発表の中でデモが行われました。入力信号にディザ(900KHzの三角波)を加えたものを1GHzでサンプリングし、其れを再生しました。ちゃんと音楽が再生されています。音も悪くありません。この時、ディザを止めると量子化ノイズがでて音にかなりのレベルのノイズが出てきます。

デモ機はFPGAを使っていました。今やパソコンのクロックは1.XGHzですのでサンプリング周波数1GHzは特別な感じはありません。

LPレコードが再び日の目を見る様になってきたようです。マスターテープから2.8MhzのDSDへ変換しそれでカッテングしたLPレコードの試聴も興味を引くものでした。180gのピュアビニール、普通レコードは黒い円盤ですが、何も混ぜていない白いLPレコードです。お値段は6K円、ちょっとお高いですね。でも、いい音でした。

11.2MHzのDSDの音も聴くことが出来ました。ASIOドライバを使ったネイティブDSDが聞けるようになったばかりですが、もう11.2MHzです、いやー進歩は早いですね。

      

会場は始まる頃には100人程の参加者がいました、しかし、大半は私を含め年配者が圧倒的に多いのが目につきました。もっと若い人も参加すると将来は明るいのですが。

2014/12/13(Sat)

OTOTOY(http://ototoy.jp/)からfreeでDSDのダウンロードが出来ると言うことですので、やって見ました。free DL様のパスコードを入れて進んでいくと最終的に支払いの画面になります。多分、パスコードを入れているので支払いの必要は無いのでしょうが、心配でしたので、DLはしませんでした。(DLする前に会員登録が必要)

でも、気を取り直して、ちょっと時間を置いてDLを試みましたが、パスコードが無効ですとはじかれてしまいます。DLするしないに関わらず一旦パスコードを入れてアクセスすると、1回使ったものとして扱われるようです。残念!

でも、このサイト、アクセスが分かりづらいですね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半日で作る倒立振り子、2号機

2014年12月05日 | 日記

孫にプレゼント?しようと思い倒立振り子2号機を作りました。タミヤのシングルギヤを使い簡略化しました。今回は配線チェックを念入りにやった効果が出て1発で倒立しました。

タイヤはスポーツタイヤと云う幅広のものを使いました。モータ1個ですので、2個の時とは違い曲がることなく直進します。

      

 

倒立画像

    

 

2014/12/6(Sat)

基板むき出しでは、、、と思いボックスをつけました。何だか変な格好になりましたが、子供が遊ぶので基板むき出しだとすぐ壊れてしまいそうです。

      

木の筐体の表と裏(どちらが表なのか、、、?ですね)の取り付け部品の重量の差がありますので倒立時に重心の位置の違いが出て傾きます。表、裏の重量を同じにして筐体が垂直になる様な重心にすると垂直に立ちます。

単3電池が搭載されている方が重いので反対方向に傾いた状態で倒立します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする