ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

カエデ ドローン

2016年12月30日 | 日記

ちょっとユニークな付録が付く大人の科学と云う雑誌があります。ご存知の方も多いかと。

付録の「カエデ ドローン」なるもに興味を覚え、電子工作もネタ切れのこともあり、ついつい購入してしまいました。

普通のドローンは4個のプロペラがついています。

この「カエデ ドローン」はメインモータ、舵用モータ、翼(羽)から構成されています。

カエデ、文字どおり、カエデの種子の羽の付いた形に似ている、と云うよりは、カエデのタネがひらひらと風に乗って飛んでいくことが着想の原点の様です。タネの飛翔をみて製作者は一枚の羽でも飛ぶのでは無いかと考えたようです。

これが、翼で形はカエデの種の羽のような形です。発砲ポリプレン(重さ2g)で出来ています。普通の発砲スチロールよりは硬くて丈夫で、少々ぶつかっても欠けたりはしません。羽にはヒネリがつけられています。

「カエデ ドローン」は非常に軽く、たった12gです。

これはリモコンで赤外線を使っています。左が電源SW、真ん中がスロットル レバー、右が方向コントローラで単4電池4個を使います。この電池はカエデ ドローンのリチウム ポリマー電池の充電に使います。

これはメイン モータ。このモータがカエデの羽を回転させています。こんな小さなプロペラですが、浮上する時はかなりの風量を出しています。機体の上昇に使われています。

これは舵用モータで方向を変えます。リモコンの方向コントローラで制御します。上昇時は回転していません。方向を変えるときのみ廻るようです。

翼の裏側です。羽の中心が(画像右上)が回転軸になりこの軸の中に3.7V、80mah、重さ2.5gの電池と基板(赤外線受光器)が入っています。電源スイッチも付いています。

この部分です、充電のケーブルがささった状態です。

充電はこんな風にします。リモコンの電源を入れると緑のLEDが点灯、充電完了時に消灯します。(30分でオートオフになり役60%充電されると書いてあります、2回充電すれば満充電になるそうです。

「飛ばせ方」

飛行体を飛ばすには、やはり広いスペースが必要です。平らの所にドローンを置き、スロットルレバーを徐々に上げていきます。

翼が回転を始めますので、そのまま、更に回転を上げます。翼の形が上にしなる様になり、モータの回転音が大きくなり(空気を切る音もあります)機体が浮き上がります。ちょっと浮き上がったら、回転を落とし着地させます。

これを繰り返して上昇の操作のコツを覚えます。

慣れてくると簡単に浮上させることが出来ますが、狭いところでは、方向を変えて飛ばすのは難しいです、と云うのは直ぐに周りのものに

ぶつかってしまうからです。

それと、赤外線での制御ですので、制御信号がうまく伝送できないことがあります。受光側のセンサーは常に回転しています。

上昇しすぎて、天井にぶつかると、浮力が一気に落ち墜落します。この時、スロットルレバーを上げても制御不能です。

赤外線の受光が上手くいっているときは、ドローンの緑のLEDが点滅しています。5m位の範囲では制御可能とありますが、実際はもっと狭い印象です。

と云うのは、飛行中は制御に神経を奪われ、LEDの点滅を見ている暇が有りません。高度が自分の背丈より高くなるとLEDの点滅は見えません。

コツはホバリング状態で、方向を変えることです。(緑のLEDの点滅を監視しながら)

平らなものが無い時は、コーヒの広口ビン(空き瓶)があればこの上に、「カエデ ドローン」を載せるとうまく上昇させることが出来ます。

気をつける事は、人にぶつけないことです。高速回転しているメインモータのプロペラが当たると意外と痛いのです。

スペアとしてメインモータ用プロペラと舵用モータのプロペラが付いています。翼は軽いしぶつかっても壊れることは少なそうです。

目の高さくらいで飛ばすのが一番だと感じました。

こう云ったものを自作するのは、難しいですね。まず、メカニカルな加工や、部品が手に入りません。プログラム作りも大変そうです。

でもこのユニークな「カエデ ドローン」を付録にしてそれなりに再現性がありますので、すごいものです。付録として纏め上げるのは大変だった様ですが。

この「カエデ ドローン」は以前、TVで(何かのイヴェントで)試作段階の物を紹介していました。この時は、まだ、制御が上手くいっていなかった様でしたが。

因みにお値段は¥3,980です。ちょっと、飛ばしてみるには、そんなに高くもないのでは、、、と、思います。

 

 

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WeMos D1 wifi 基板

2016年12月18日 | 日記

 

特に目的も無くプチッとやってしまった基板が届きました。

WeMos正規品ではなく、互換ボードの様です、どこにもWeMosのロゴは表示されていません。

お決まりのBlink(Lチカ)をやってみました。wifiモジュール横の青LEDが点滅しています。どうやら、正常に動作するようです。

 

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Tesla Coil

2016年12月17日 | 日記

知人に頼まれてTesla Coilなるものを作りました。構造は簡単、TRのブロッキング発振をさせて2次側コイルに高周波電磁波を発生させ、そのエネルギーで蛍光管を光らせるものです。

昔、送信機をつくり、蛍光管やネオン管を光らせ、アンテナの同調をとる目安にしていました。

  

高周波エネルギーが小さいのでそんなに明るくは光りません。2次側コイルの巻き数をもっと増やしTRの発振パワーを大きくすればもっと明るく光りますが、ノイズを撒き散らしますので、こんな程度が無難です。

2次側は18mm径のプラスティック ボビンにエナメル線を11mくらいまいてあります。もっと巻きたかったのですが、エンメル線の手持ちが無いことと、手で巻くのも大変ですので、適当に作りました。

後はトップに銀の球をつければ其れらしく完成です。(あまり面白いネタではないですね)

このところ、ネタ切れだなー、、、、、

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msys2不動(3)

2016年12月10日 | 日記

Iドライブに入れたmsys2を起動すると、msys2以下にあるhome/usr-nameにある.bash_profileに設定したPATHに従い、m32c-elf-gcc.exeが読み込まれる。そして、コンパイルは正常に完了する、これが今までの振る舞い。

ところが、はっきりはしないが、CドライブにOrCad(PSPice)をインストール後、msys2を起動すると、起動はするが、コンパイルで今まで出来ていたのに出来ない。m32c-elf-gcc.exeが見つからないことに依る。

msys2を起動すると、なぜか?C:\user\user-name\AppData\Roming\SPB_16.6にある.bash_profileを読み込んでいる。ここには、m32c-elf-gcc.exeのPATHは設定されていない。

改めて、ここにm32c-elf-gcc.exeのPATHを設定したやると、当然のことで今まで、パスしなかったコンパイルは問題なく出来る。

OrCadをインストールした時に環境のPATH変数が自動的に変更されている。これがMsys2のHome環境に何か影響しているのではないかと、、、、。

OrCadをアンインストールしても何故か、影響が残っている。

msys2を入れなおして、R8C、RL78のgcc開発環境を再構築しました。SPB_16.6にある.bash_profileにPATHを設定し、エラーを退避した。

msys2のHomeとwindowsのHomeの使い分けが上手くないのかも、、、、良く分りません。

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msys32不動(2)

2016年12月08日 | 日記

どうしてmsys32が不動になってしまったのか、少し探って見ました。

私の環境:

OSはwin7 Pro.(32bit)

msys32はIドライブにインストール。その状態でR8C、RL78のプログラムのコンパイルは問題なしだった。その後、暫く、アクセスはなし。

その後、LTSpice、OrCad(PSpice)をインストールし、回路図を幾つか入力しシミュレーション実行。

久方振りに、R8Cのプログラムをやる為、msys32を起動、サンプルをコンンパイルするもm32c-elf-gcc.exeが見つからない為、コンパイル エラー発生。win10、Pro(64bit)のノートにも同じ様な環境を構築してあったが、やはり、R8Cのプログラムで同じ状況発生。

これは、LTSPice、OrCadをインストールしたことに依る何かが起きているのではと、取り合えず、OrCadをアンインストール。

しかし、結果は変わらず。

msys32を起動するとbashprofileで設定したpathが反映されていない。

カレントDirはいつも下記の様になる。

$ pwd
/c/Users/ebi/AppData/Roaming/SPB_16.6

 

確かにフォルダSPB_16.6は存在している。

Cドライブーーー ユーザーーーebiーーーAppDataーーーRomingーーーSPB_16.6

そして、SPB_16.6の中味は、

bash_history, bash_log, bashprofile, bashrc, inputrc, profileと6個のファイルがある。

SPB_16.6はインストールしたOrCadのバージョンと同じ。因みに、このSPB_16.6を削除して、msys32を起動すると、同じ場所にSPB_16.6が作られてしまう。何度やっても同じ。

SPB_16.6を削除した後、msys32を起動すると、SPB_16.6が作られ(どこからかか読み込まれるのか?不明)その中味のファイルが読み込まれる。

OrCadは正常にアンインストールされているはずが、どこかにその亡霊が生き残って悪さをしているのでしょうか?

 

 



 

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