ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

12V球4球スーパーラジオを作ろう(3)

2023年03月31日 | 日記

電界を受けるボビンコイルではうまく受信できませんので磁界を捉えるバーアンテナに変更してみました。

上の画像で左側は自作のTRラジオです。これはこの状態で受信できほぼ実用になります。

上の画像はバーアンテナに取り換えたラジオです。調整を何回か繰り返し何とか左のTRラジオと同じ周波数の局は受信出来るようになりました。ただ、感度がかなり悪いですね。おまけにプレート電圧も12Vで動作しています。スピーカを鳴らす12K5と言う球はSPを鳴らす為の真空管ではありません。出てくる音量はかなり小さく感度が悪いこともあり物足りなさは残ります。

静かな所で聞くには十分です。

このラジオは12Vで動作する、これが目玉です、感電はしません。

取り敢えず、鳴りました!

 

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12V球4球スーパーラジオを作ろう(2)

2023年03月25日 | 日記

一応出来上がりました。さー聞こえるかな?

期待を込めて電源ON、何も聞こえません。私の住環境はラジオを聞くには余りにも悪すぎます。

マンション(シールドルーム?)、高圧送電線による電波のマスクでラジオ電波は捕まえることがかなり困難です。この結果はある程度想定していたのですが、全く何も聞こえないのにはがっかりです。窓際に置いた自作TRラジオは何とか聞こえます。

ベランダに適当なワイヤーをアンテナ代わりに張ってみましたが、アンテナとして機能していません。

今回はボビンに巻いたアンテナコイルを使っています、つまり電界を拾う構造です、バーアンテナで聞こえると言う事は磁界を拾う方が聞こえる可能性が有ります。

バーアンテナに切り替えてもう一度挑戦して見ようと、、、思います。

12Vの電源も作りました。2A近い電流が流れますの発熱が気になります、兎に角、有り合わせですので手抜きでまともなヒートシンクを使っていません。

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12V球4球スーパーラジオを作ろう!

2023年03月14日 | 日記

今さら真空管ラジオでもないのですが、少年時代に並3、並4ラジオで始まったラジオ人生、そろそろ先が見えてきましたので、締めくくりのラジオ作りです。

その昔、自動車用に作られた12Vで動作する真空管が存在するらしいのですが、ほとんど知識がありません。今でこそ、トランジスタやICを使った車載ラジオは当たり前ですが、昔は真空管しかありません。車には12Vのバッテリーが使われています。この12Vの電圧で動作する真空管が作られたのです。

今となっては真空管の入手は難しいですが、ラジオ少年(NPO)にこのラジオのキットが存在することが分かり、これを入手しました。

12Vですので、感電の心配もありません。この歳で感電すると心臓が止まる可能性もあります。ここ何十年も5V~20Vくらいの電圧で動作するものしか作っていません。たまに真空管アンプを触りましたが、電圧が高いので何だか緊張します。子供のころは真空管が当たり前でしたので、感電も何回か経験しました。幸い死ぬことは有りませんでした。

ラジオ少年のキットはIFTがTR用の小さなものです、そしてバーアンテナが使用されています。今回は大型のIFTとANTコイルを使うことにしました。

 

上記はIFTーA、IFTーBの特性です、455KHzに共振しています。(上がP-B、下がG-E)

取り敢えず、配線はしたのですが、未チェック。それに12Vの電源が有りません。スイッチング電源ではノイズで使えないそうです。この四球ラジオヒーター電流が0.8Aくらい流れます。

この続きは次回に。

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