ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

12B4A真空管アンプ+スピーカ

2017年10月24日 | 日記

このアンプ用にスピーカ ボックスを作りました。塗装は頼んでプロにやってもらいました。

板厚18mmの合板を使っていますので、音の方も重厚な?感じです。(自画自賛!、はい)

アンプも12AX7のカソードでバランスをとりましたので、12B4Aのプレート電流もほぼ同じになりました。ただ、多少変動するようです。

癖のない音で悪くはないです。

真空管を駄目にしないように球を抜いて移動しました。

これで完成です。

後ろの赤っぽいスピーカは無関係です。

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12B4A真空管アンプ考察(4)

2017年10月14日 | 日記

12AX7のバランスをとるのにプレート抵抗を変えることでお茶を濁していましたが、どうも面白くないのでカソード抵抗を変えることにしました。

RchとLchではカソード抵抗の値が異なります。これでどうやらバランスが取れました。次段の12B4Aの電流もほぼ25mA近辺に落ちつきました。

(Rchのプレート抵抗値は334Kではなく324Kです。)

とりあえず、Rch、Lchのプレート電圧を同じ位にするためにプレート電圧変更用のVR10KでB電圧を変えてあります。(Rchは269V、Lchは277Vに調整)

NFBは-2dB程かけてあります。

 

 

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12B4A真空管アンプ考察(3)

2017年10月09日 | 日記

17KHz以上での波形歪はアンプの所為ではなく、入力音源の歪でした。兎に角、適当な音源しかありません。昔作ったデジタル(メモリーに波形を記憶する)の信号源をつかいもう一度調べて見ました。

アンプは全く問題なく綺麗なサイン波が出ていました。

双3極管の12AX7の各プレート電圧が異なるのはどうしてなのか?はよく分かりません。同じ負荷抵抗状態で流れるプレート電流が異なる為にこの差が出てしまいます。

苦肉の策として、電圧の低い方の負荷抵抗を下げてほぼ同じプレート電圧になる様にしてあります。これで次段のプレート電流をほぼ同じになる様にしました。両CHとも同じ傾向にあります。

負荷抵抗を下げると差動アンプの片側の出力電圧が下がってしまいますが、SP出力の信号クオリティを優先しました。

再生した感じでは低域から高域まで問題なく出ている様です。歪は普通に聞いている分には気にはなりません。

 

 

 

 

 

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12B4A真空管アンプ考察(2)

2017年10月06日 | 日記

初段の12AX7差動アンプの無信号時のプレート電圧が違っています、これは次段の12B4Aのグリッドバイアスになるわけですから、結果的に出力トランスを流れる電流が異なる原因になります。

まず、12AX7のプレート電圧が同じになる様に(プレート電流に差がある)プレート抵抗値を変えて強制的に同じ電圧にしました。

両カソードにある100オームのバランス抵抗も両側に47オームを繋ぎほぼ同じプレート電圧にしました。

この結果、取り合えず12B4Aのプレート電流はほぼ25mA前後になりました。ステレオですから同じ回路がもう一個あるのですが、これも抵抗値を加減して、同様に12B4Aのプレート電流を25mA前後に追い込みました。

これで、特性は兎も角、出力トランスを流れる電流は+-で相殺されますので、トランスの直流磁化は軽減できます。

この状態でサイン波をいれて12AX7のプレートを見ると片側のChはほぼサイン波が出ていますが、もう方CHは歪んでいます。

SP端子は取り合えず綺麗なサイン波が出ています。

もう一つ周波数特性ですが、20Hから17000HzまではOKですが、17500Hz以上ではサインが半サイクル毎に波高値が違っています。両CH同じ結果です。

この原因は良く分りませんが、差動アンプの特性が上手くないのではと、、、、

真空管のばらつきもあるでしょうし、回路的な問題も有るのかも知れません。兎に角、簡単には解決できそうもありません。

暫く、時間を置いて再挑戦してみます。

 

 

 

 

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