ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

FMラジオ製作(2)

2024年07月06日 | 日記

FMラジオは周波数も高いし適当な測定器のもち合せもないしまだ鳴りません。

大きな要因は私の環境ではFM放送波の電界強度が高くないのです。ですから何らかのアンテナを用意しないと難しそうです。

それとANTコイルと局発コイルのとラッキングがおもうようにいきません。うまく受信出来るのはもっと先になりそうです。

電池管を使っていますので基本的には電源は電池なのですが、調整中は電地では持ちませんので、AC式の電源を作りました。

上側は電池式のDC-DCコンバータ、下側はAC式の電源です。

A電圧:1.4V

B電圧:72V

アンテナが一番の問題です。ワイヤーを適当に引っ掛けたアンテナもどきでは役に立たないようです。

 

 

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今度はFMラジオ

2024年06月29日 | 日記

AMラジオは何台も作ったことがあるのですがFMラジオは初めての経験です。

電池管を使ったFMラジオを取り敢えずでっち上げました。周波数がAMに比べて高くてまともな測定器が在りません。

回路図を頼りにして、先ず分からないのはANT コイル、局発コイル巻き方が分かりません。回路図の作者にお聞きして何とか巻きました。IFTは10.7MHZのTR用IFTを巻き直しています。

相変わらずのご配線、配線忘れ等々修正して電源を入れるところまできました。過去のお宝の真空管を一瞬にして飛ばしてしまった苦い経験がありますので、念のためA電源、B電源の抵抗値を測るとなんと500オームです。これはどこかで配線ミスをしている可能性があり、電源を入れると一瞬でフィラメントが燃えてしまいます。

この不良個所を探すのは苦労しました。配線をはずして確認を繰り返しやっと探し当てました。

蛇の目基板を使っていますので、ランドとランドの間に半田の細いヒゲがありました。拡大鏡でないと見えません。

これだ! ひげを除去すると500オームは無限大になりOKです。

局発の発振を確認してIFTの調整、SGなんて持っていませんのでNanoVNAのCWを使って76MHz~90MHzまでは受信していることを確認しました。

FMの復調回路は10.7MHzに1KHzのFM変調が出来る発振回路がありましたので1KHzが聞こえることは確認しました。これで準備は整ってANTに適当なワイヤーをつないでバリコンを回してみました。

何か聞こえてくるだろうと、、、何も聞こえません。どうも感度が悪い様です。(続く)

 

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My favorite Radio 出来ました

2024年05月23日 | 日記

裸の基板ラジオ、ケースに入れました。同時に電池を内蔵することでスタンドアローンで使用が可能になりました。

A電池はニッケル水素充電池 1個 (1.2V)、B電池は単5サイズの12Vを6個(72V)です。

DC-DCコンバータでも使えるように裏面に切り替えスイッチを付けています。

B電池の容量が50mAhと小さいのでそんなに長い時間受信は無理かもです。

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またまたラジオつくり

2024年04月27日 | 日記

前回ノラジオは感度がわるくNG,その後、別の球で作り直したのですが、配線ミスで球のフィラメントを飛ばしてしまいました。

気を取り直して今回は5678 x 3、3Q4で作り直しました。

慎重に配線チェックをして電源オン、大丈夫でした。でも音は出ません。

蛇の目基板での配線は必ずご配線、配線抜けがありますね。裏、表を見ながら注意して配線するのですが駄目です。

数か所手直しして無事ラジオが聞けるようになりました。局発に5極管コンバータを使っていますのでどうかなと思ったのですが、感度も悪くありません。

ケースに入れるか?実験で終わらせるか思案中です。

A電源は1.5V乾電池、B電源は006P8本、72Vです。

これで電池管をつかったラジオ作りは終わりにします。

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DC-DC Converter

2024年04月02日 | 日記

前回のラジオは出来たのですが、感度が悪い上、蚊の鳴く様な音で期待外れでしたので続行を断念しました。

今回は電池管ラジオB電源用のDC-DCコンヴァータを作りました。

トロイダルコアに線を巻く、これが一番大変でした。0.16mmΦのポリウレタン線を数百回巻くのですが何とか簡単に巻けないものか?考えました。

木材で出来た機織機がありますが、機織りをしている所を見ると横糸を通すために糸を巻いた小さな木片を左右から投げています。この木片を飛び杼と言うそうです。これだと!とひらめきました。

そこで上記画像の様な治具を造りました。ここに必要な長さのワイヤーを予め巻いて起きトロイダルコアの穴にくぐらせて巻いていきます。

慣れると100回を15分くらいで巻けます。今回のコンバータは1000回巻きました。巻き数が多くなるとコアの穴が小さくなりますので治具はなるべく細く作ることが重要です。治具の材料は薄い木材、強度がありません。折れてしまいもう一度作り直しました。

今回のコンバータは72V、10mAを狙ったのですが、コイルの巻き数が多すぎたせいで電圧が高く出てしまいました。

高い電圧を利用することにし、90V、10mAもスイッチの切り替えで出すことにしました。発振周波数は2KHzくらいです。ノイズとして出力側にわずか漏れていましたが、LCフイルタで解消しました。

ラジオにつないでもノイズもなく聞こえます。

ただ、効率が30%と悪いのが難点です。これは簡単には解決できませんので今回はけれで良しとします。(1次側の単1電池の寿命が気になります)

1.5Vでは45Vは出せますが72Vは厳しそうです。

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