出力トランスを外して向きを変え電源トランスの影響を受けない位置を探って見ました。
先ずは1個だけ外して取り付け位置を回転させて見ますと上記の様に前の位置を90度回転させた位置が一番ハムが消えます。
次にもう一つ奥のトランスを外し同じように回転させると90度ではなくちょっとずれた位置でハムが最小になります。
しかし、上記の様に斜めに取り付けるわけにも行きません。もう一つはこの状態は出力トランスの一次側はオープンです。実際に2A3に電流を流すとどうなるか確認する必要があります。そんな訳で最終的に下記の様な配置にする事にしました。
改造前
改造後
根本的に解決する為には電源トランスと出力トランスの距離をもっと取る必要がありますがこれは無理ですのでこの配置で妥協します。これでもハムのレベルはかなり下がりました。(全く出ない状態にしたいですが、、、SPに耳をぴったりくっ付けて微かに?出ているのが分かります。)
一旦配線してあるものを動かすので線の長さが足りなくなったり、見てくれは悪くなりました。最初に磁気結合をチェックしていればこの様なことはないのです。既成のシャーシーを信用していたのがいけませんでした。
2015/9/28(Mon)
電源トランスに近い方(Lch)側はやはりハムレベルが遠い方より高いです。気になるけど、このシャーシーではもう無理。