ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

またまたラジオつくり

2024年04月27日 | 日記

前回ノラジオは感度がわるくNG,その後、別の球で作り直したのですが、配線ミスで球のフィラメントを飛ばしてしまいました。

気を取り直して今回は5678 x 3、3Q4で作り直しました。

慎重に配線チェックをして電源オン、大丈夫でした。でも音は出ません。

蛇の目基板での配線は必ずご配線、配線抜けがありますね。裏、表を見ながら注意して配線するのですが駄目です。

数か所手直しして無事ラジオが聞けるようになりました。局発に5極管コンバータを使っていますのでどうかなと思ったのですが、感度も悪くありません。

ケースに入れるか?実験で終わらせるか思案中です。

A電源は1.5V乾電池、B電源は006P8本、72Vです。

これで電池管をつかったラジオ作りは終わりにします。

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DC-DC Converter

2024年04月02日 | 日記

前回のラジオは出来たのですが、感度が悪い上、蚊の鳴く様な音で期待外れでしたので続行を断念しました。

今回は電池管ラジオB電源用のDC-DCコンヴァータを作りました。

トロイダルコアに線を巻く、これが一番大変でした。0.16mmΦのポリウレタン線を数百回巻くのですが何とか簡単に巻けないものか?考えました。

木材で出来た機織機がありますが、機織りをしている所を見ると横糸を通すために糸を巻いた小さな木片を左右から投げています。この木片を飛び杼と言うそうです。これだと!とひらめきました。

そこで上記画像の様な治具を造りました。ここに必要な長さのワイヤーを予め巻いて起きトロイダルコアの穴にくぐらせて巻いていきます。

慣れると100回を15分くらいで巻けます。今回のコンバータは1000回巻きました。巻き数が多くなるとコアの穴が小さくなりますので治具はなるべく細く作ることが重要です。治具の材料は薄い木材、強度がありません。折れてしまいもう一度作り直しました。

今回のコンバータは72V、10mAを狙ったのですが、コイルの巻き数が多すぎたせいで電圧が高く出てしまいました。

高い電圧を利用することにし、90V、10mAもスイッチの切り替えで出すことにしました。発振周波数は2KHzくらいです。ノイズとして出力側にわずか漏れていましたが、LCフイルタで解消しました。

ラジオにつないでもノイズもなく聞こえます。

ただ、効率が30%と悪いのが難点です。これは簡単には解決できませんので今回はけれで良しとします。(1次側の単1電池の寿命が気になります)

1.5Vでは45Vは出せますが72Vは厳しそうです。

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