ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

パルス モータ(3)

2017年02月20日 | 日記

ただ、回るだけで何の芸もありません。透明の樹脂でケースを作りました。

実は、リード スイッチの開閉時の音がチリチリと高い音で、これが意外と耳に付くのです。リード スイッチの周りにスポンジや吸音材のフエルトで覆っても相変わらず聞こえます。

そこで、ケースで全体をカバーすればとなったわけです。これですと、チリチリ音のレベルは下がりました。それほど気になりません。

 

  

ゆっくりした回転の方が何となく趣がありますので、電流を400uAにおさえました。これ以上下げると回転は遅くはなるのですが、止まってしまいます。

単3、2本で3V、電池の容量は300mAhくらいですかね。電圧も徐々に下がって行きますので、果たして回転を維持できるのは、何時間になるでしょう。

30日くらいは回るかな?

 

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パルス モータ(2)

2017年02月15日 | 日記

300gのマグネットワイヤー、残してもと思い、使い切ってしまうことにしました。

コイルを4個にすることで、抵抗値を上げ、流れる電流を小さくすることで、長時間の回転が期待できます。

しかし、電流が少なくなると、磁界も弱くなりますので、回転体(ローター)は出来るだけ軽くすることが必要ですが、中々思うようには作れません。まず、軸受けが第一の問題です。

今回はタミヤの直径5mmのベアリングを使いましたが、出来れば宝石軸受けを使いたいところです。

コイルは3個は80~85オームですが、残り1個はワイヤーが無くなり32オームしか有りません。コイルは4個をシリーズにしますが、トータル270オームくらいです。

3Vの電池で3.5mA程度流れます。1.5Vでは回転しません。

単3、2本ですから3V、この電圧が段々下がっていきますが、果たして何Vくらいまで回転を維持できるか?

  

上の画像は既に回転している状態です。ゆっくりとした回転です。

乾電池は電圧が徐々に下がっていきますので、回転を維持できる電圧は何Vか?

回転時間はどのくらいかな?

EZ SPIN MOTORと云う名目で色々な画像(動画)があります。

3Dプリンターでローターやコイルボビンを作っています、かなり本格的です。多分商売人でしょうね。

1000uFのコンデンサーで回転しています、電流も数マイクロアンペアです。コイルの数も8個以上使っています。

コイルの数を増やして、電流値を下げれば回るのでしょう。

でも、実際に作って見ないと分かりません。

マグネットワイヤーも無くなりました、この辺でこのトライも終わりです。

 

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パルス モータ

2017年02月08日 | 日記

0.2mm径のエナメル線(300g)を買ってしまいましたので、また同じ様な回転物を作ってしまいました。

ローターを軽くして微小な電流で回る、電池ではなくコンデンサーの充電電圧でも回るものを目標にしました。

結果的には、とても無理なこと分りました。4700uFでやって見ましたが、とても回転を維持できません。多分マイクロアンペアくらいの動作電流ならOKでしょう。

一番は、ローターを支える軸受けが最大のネックです。軽いロータを支える摩擦の少ない軸受けが必要です。時計に使われている宝石を使った軸受けが多分最適だと思います。

軽いロータを何で作るか?これも大事です。

コイルの線材は42AWG(0.06mm)が良さそうですが、この線材は300gで3000円くらいします。この線をしこたまボビンに巻き抵抗値の大きなコイルを作り電流を押さえます。

今回作ったのはモータは軸受けは接点復活材のノズルとマチ針を組み合わせました。結構軽く回るのですが、針とノズルの接触面積が大きいので、それなりに摩擦があり、とても目的の軸受けとしてはNGです。

コイルは0.2mmのエナメル線を電ドルで巻きその抵抗値は175オームです。kオームオーダーにするには42AWGくらいのワイヤーを使う必要があります。

電池はCR2025(3V)を使っています。

リードスイッチの位置と軸受けの調整である程度回転速度を上げることが出来ました。ノズルの径は1mmも有りません。上下をマチ針で支えています。下側はマチ針の球形の頭がベアリング代わりになります。上は針の先端をノズルに差込んでいます。

下だけですと、ロータがぶれてしまいます。

LEDはコイルの逆起電力で点滅しています。

回転初期時は時は2.9Vくらいあった電圧は30~40分くらい廻すと2.6Vくらいになりました。電流は5.6mA程流れています。

 

この手の工作には材料の調達が大変です、コイルを巻くボビン、これ、意外と見つからないのです。ミシンの下糸のボビンが良さそうですが金属ですし、プラスティック製があればいいのですが。100円ショップで探せばあるのかも?

さーて、フェイクなお遊びの種明かしです。

    

永久機関は存在しません。エネルギーが必要なのです。コイルの筒の中に単4電池を忍ばせてあります。上下にボルトとナットが見えますので、如何にも筒の中をボルトが貫通しているように見えます。

単4電池がそれぞれの筒の中にあります、電圧は約3Vで60時間ほど回転していました。

 

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