R8C/M12Aの応用プログラム?か、どうかは疑問ですが、LCDを使い簡易型VU計を作ろうと計画し、やっと其れらしいものが出来ました。LCDの初期化にまだバグがありそうです。プログラム作成の途中で電源ONでLCD表示がうまく出来なくなりました。
これは、LCD初期化関数を色々いじくっている内にいつの間にか、そうなってしまった様です。この初期化部分を見直し何とか正常に表示が出るようにしました。いろいろ廻り道を行ったり戻ったりですね。
BAR表示はアナログ回路があまり考えて作っていませんので表示の時定数を考える必要がありますが、取りあえずは良しとしました。整流回路は半波整流ですので大きめのコンデンサでリップルを軽減してあります。(適当です、はい)
BARの高さも下の画像の様にちょっとスマートにしました。(動画だと動きが見えるのですが)
.mot ファイルは19.3KBもあります、まあ、冗長性を考えシェープアップすればいいのでしょうが、100円マイコンにしては十分なflash領域があるメリットを利用させて貰いました。
後はケースに入れれば出来上がりかな。
M12Aもこの辺で打ち止めですかね。 一件落着
LCD簡易VU計も何とか先が見通せましたので、これと組み合わせるヘッドフォン アンプを作ることにしました。真空管はロシアの6N16です。
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/hycaa.html <----ここを参考。
上記URLにある0dB、Hybrid classAA Headphone Amplifier は12AU7を使っています。プレート電圧12V,カソードフォロワーで出力しています。回路図を見るとカソード電圧が4.8Vになっています。
6N16ではこの電圧にはほど遠い低い電圧にしかなりません。真空管の特性がかなり違うようです。取り合えずジャングル配線で音を出して見ました。いやはや、ハムは出るし、音はプリップ気味、とても聴くに耐えない音です。次段のOP アンプの動作点を考えるとどうしてもカソード電圧は5Vは欲しい所です。
プレート電圧12Vは本来の真空管の使い方からは外れています。高電圧の感電の心配は有りませんが、かなり、試行錯誤で回路定数を決める必要がありそう。
12AU7だとカソードの電位は4.8Vくらいにはなるのだろうか?
このアンプはグリッドリークバイアスで動作しています。真空管によってこのバイアス電位がばらつくようですし、非常にせまい動作範囲しか確保できません。12Vで動作すると言う所に面白さがあるのでしょうが、恐らく何台も作らないと其れなりの音にはならないでしょう。
思いついて作れば、、、上手く行かないアンプなのです。先日ハムフェア2015で12Vで動作する真空管アンプを何台か展示してありましたので、ちょっと刺激されて作りましたが、、、、、FETのソースフォロワーでもインピーダンス32オームのヘッドフォンを鳴らせると云っていました。音だしはしていなかった様です。
2015/8/29(Sat)
12AU7でバラックでカソード電圧を測ってみました。2.4Vです。抵抗を変えてもこれ以上にはなりません。12AX7では0.?V全然お話になりません。12AU7の個体差もかなりあるのでしょう。
カソードフォロワーは諦めてプレート負荷に切り替えるかな、、、。
今日は雨降りで気温も肌寒い感じ、でも動くと蒸し暑さを感じます。もう早、秋雨前線ですかね。
さて、簡易LCD VU計ですが、ボリウムを2個つなぎADCで其の電圧を読み出すところまでは、どうにか出来ました。
まだ、LCD表示のプログラムに不具合が有りそうです。
L側のVRを廻していくと何箇所かでR側の表示が消えてしまいます。(上の写真)逆にR側のVRを廻してもL側には何の影響も出ません。
2015/8/26(Wed)
ADCのLch,Rchの読みこみデータと其れを表示するLCD表示関数のプログラム上の実行順番をそれぞれのchで纏めることでLCDの表示が消えることはなくなりました。まだ、別の不具合がありますが、概ね期待通りの結果が得られました。
後は、オーディオ入力を増幅整流して直流を得る回路を作れば良さそうです。
本格的には対数アンプなのでしょうが、簡易型です。適当なアンプでやっつけます。