ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

第13回1ビット研究会

2016年06月23日 | 日記

6月22日(水)早稲田大学で第13回1ビット研究会が開催され、参加して来ました。当日は雨がパラツキ生憎のお天気でした。

発表テーマ

1、1ビットオーディオ対応インターフェイスの試作と録音製作の実線

   1ビットオーディオに依る3Dサラウンドの構築

   概要:1ビットによる3Dサラウンド形式での再生を前提とした録音を実施し、オーディオインターフェイス試作機の術養成と3D        サラウンド形式再生の有効性を検証した。これらの成果について試聴を交えながら解説が行われた。

2、1ビット技術を用いたCDの音質改善

   概要:パソコンでCDから取り込んだデータを一旦オーバーサンプリングし其れを自作のハードウエアにUSB経由でデータを送り          PWM変調を行いアンプで再生するもので、これもデモが行われた。ハードの制約で10bitでの再生、でも、低音も出てい               て10ビットながらいい音でした。

 

3、新しいタイプの真空管「NUtube」について

   概要:これは伊勢電子で作られている蛍光標示管を真空管として作り直したもので、伊勢電子とのコラボの成果。従来の真空        管のイメージとは異なり大き目のICの様な形をしている。3極管が2個入った構成。IP-EP特性を見るとグリッドバイアス        はプラス電圧である点、普通はマイナスで使うのであるが、この点、ちょっと異なる。

        電気ギター用のプリアンプに使うことを目的に作られたとの事。

 

4、FPGAを用いた高速1ビット信号処理。

   概要:FPGAに書き込んだ信号処理機能を使った1ビット直接量子化信号の録音再生システムの試作発表。今回はタチャン       ネル1ビット信号再生システムでのデモが行われた。

      

 

5、1ビットオーディオコンソーシアムで策定したWSDファーマットの応用展開

   概要:オープンな仕様であるWSDファイルフォーマットに対応するオープンソースの再生及びフォーマット変換ソフトウエアについて        の報告。デモを行うもうまく行かなかった。詳細は私には理解できなかった。

        http://1bitcons.acoust.ias.sci.waseda.ac.jp/documents/HowToPlay1bit.html

 

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ヘッドフォンのバランス駆動(2)

2016年06月15日 | 日記

はい、何時ものように不恰好な木製ケースを作りました。

  

電池の交換が楽なようにこの部分は裸です。

この製作はあまり面白くなかったですね、結果は分かっていましたから。

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ヘッドフォンのバランス駆動

2016年06月15日 | 日記

一般的にヘッドフォンはアンバランス駆動です。つまり、片側が信号、残りがグランド(0V)になっています。グランドラインにはステレオ左右の信号が流れている事になります。

バランス駆動の場合は、共通グランドをなくして左右それぞれの信号を分離します。ホット、コールドの二つのラインで駆動されることになります。こうすることでノイズの影響が少なくなる効果が期待できます。

ヘッドフォンと関係有りませんが、プロ用のミキサー等のマイク入力はバランスタイプが当たり前、マイクケーブルを長く伸ばすことが多くノイズの影響を少なくすることができるからです。

最近、ヘッドフォンもバランス駆動が流行り?この方が何でも音質が良くなるとか、、、、。オーディオの世界は良く分かりません。

でも、どんなものか?試して見たくなり作ってみました。結果は私の様な鈍感なお耳ではその差は定かではありません。

今回作ったヘッドフォンアンプは入力はシングルエンド(アンバランス)、出力はバランス、音質を云々するなら、音源もバランス、入力もバランスにするべきでしょう。

電源は9V(006P)の電池2本です。これを5Vレギュレータで±5Vに定電圧化しています。負電圧のレギュレータIC、秋月では意外とありません。7Vくらいのものがあればそれを使いたかったのです。

ヘッドホン本体は右側のハウジングに穴を開けミニステレオ ジャックを取り付けています。当然グランドは使いません。

    

L型のプラグを使えばいいのですが、生憎ありませんので、写真の様な有様です。

結論、アンバランスでもバランスでもどちらでも変りはなさそうです。

製作したヘッドフォンアンプの位相は逆相になっていましたのでホット、コールドを入れ替え正相に直しました。しかし、スピーカシステムではないのでこの辺は気にする必要は有りません。左右の位相が合っていれば問題ないです。

昔なつかしい、(夏も近いので)スチールギターのハワイアン音楽を聴いています。でも、今の音楽に比べますと、メロディは断然いいですね。それに歌の文句も味わいがあります。

今や、テクノポップス?リズムばかりのアップテンポの曲が流行りで、歌詞もよく分かりませんしついて行くことが出来ませんね。パソコンを使えば人間が到底演奏できないような、リズムやパッセージが簡単にできるのですが、でもね、こんなの聞いても味も素っ気もないですね。

製作したヘッドフォン アンプのパネルをアルミにしたのは先日購入したステップ ドリルをちょっと使って見たかったのです。

ドリルの回転数を適切にする必要がありますね。

 

 

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