今年は蝉の数がかなり多い印象を受けます。隣の公園に行きますと絶えることのない蝉の鳴き声で一杯です。去年はこんな感じではなかった様に記憶しています。蝉の鳴き声は周期的に大きくなりそしてなき止む、これの繰り返しでした。でも、今年は絶えることなくずっとなき続けているため、切れ目がまったくありません。
地面を見ると幼虫の這い出した穴がいたる所にあります。8月も中旬になりますと蝉が比較的低い位置に止まっています。そして、簡単に手で捕まえることができます。捕まえた蝉の動きもなぜか少し鈍い感じがしますし、羽も先端が破れてしまってかなりくたびれた様子です。
この時期に低い位置にとまっているのは、おそらく蝉の寿命が終わりに近づきつつあるのではないかと、つまり、もう力がなく高く飛ぶことが出来ずにすぐ捕まえられるような低いところにしか移動できないのではと思われます。
昼間はかなり暑いのですが、夕方は風があり少し涼しさを感じることが出来るようになり、空にも何となく秋の雲が浮いている様な気がします。立秋を過ぎましたので秋の気配が出てきても不思議ではありません。意外とあっという間に気温が下がって秋に突入するかも知れませんね。
この蝉時雨もあと少しで止んでしまうでしょう。
蝉が7年以上も地中で暮らし、成虫になってからわずかしか生きられないこと
を理解したのは、小学校の高学年になってからです。
それまでは、夏休み中は蝉取りに夢中でした。自宅の周辺はリンゴ畑だった
ので、蝉に興味を持つのはごく普通の流れですが、今ではその木もすっかり
無くなりました。
私は同じ場所に暮らしているのですが、私の子供達は蝉取りをしたことは全く
ありません。
捕まえた蝉はすぐに死んでしまいます。、今思えば蝉には随分かわいそうな
ことをしたと思っています。
私も子供の頃は蝉捕りに夢中でした。今は時代が変わり、子供たちは蝉には全く関心がなく、セミ捕りをしているのも見かけたことがありません。
昔と違い、今はもっと面白い遊びがありますからね。
>捕まえた蝉はすぐに死んでしまいます。、今思えば蝉には随分かわいそうなことをしたと思っています。
そうですね、同感です。でも後々になって命の大切さを知る一つのきっかけ(経験)になるのかも知れません。
リンゴに蝉のオシッコがかかるとその部分が変色してしまうので蝉はリンゴの敵とか聞いたことがありますが、果たして事実なのか?蝉の尿にそんな変色させる様な力があるのでしょうか。樹液をすっているので、ほとんど影響はないのでは。