今さら真空管ラジオでもないのですが、少年時代に並3、並4ラジオで始まったラジオ人生、そろそろ先が見えてきましたので、締めくくりのラジオ作りです。
その昔、自動車用に作られた12Vで動作する真空管が存在するらしいのですが、ほとんど知識がありません。今でこそ、トランジスタやICを使った車載ラジオは当たり前ですが、昔は真空管しかありません。車には12Vのバッテリーが使われています。この12Vの電圧で動作する真空管が作られたのです。
今となっては真空管の入手は難しいですが、ラジオ少年(NPO)にこのラジオのキットが存在することが分かり、これを入手しました。
12Vですので、感電の心配もありません。この歳で感電すると心臓が止まる可能性もあります。ここ何十年も5V~20Vくらいの電圧で動作するものしか作っていません。たまに真空管アンプを触りましたが、電圧が高いので何だか緊張します。子供のころは真空管が当たり前でしたので、感電も何回か経験しました。幸い死ぬことは有りませんでした。
ラジオ少年のキットはIFTがTR用の小さなものです、そしてバーアンテナが使用されています。今回は大型のIFTとANTコイルを使うことにしました。
上記はIFTーA、IFTーBの特性です、455KHzに共振しています。(上がP-B、下がG-E)
取り敢えず、配線はしたのですが、未チェック。それに12Vの電源が有りません。スイッチング電源ではノイズで使えないそうです。この四球ラジオヒーター電流が0.8Aくらい流れます。
この続きは次回に。
コメントありがとうございます。最近はコメント書き込み有りませんので、kumanさんの書き込みに気が付きませんでした。
真空管は12GA6,12AC6,12AE6,12K5でプレート電圧が12Vで動作します。感電の心配は有りません。
12Vで動作する真空管は最近知りました。
NPO法人、ラジオ少年にキットが有りますので、それを購入しました。IFTも同様です。
この散財で今年は超緊縮財政で暮らすことになります。
今さら、真空管ラジオでもないのですが12Vで動作する点に興味があり追、キットを手に入れてしまいました。
私の住環境は鉄筋コンクリートの檻の中、電界強度が弱く多分聞こえないと思います。
また続きは書きたいと思いますので、よろしくお願い致します。
私事ですが、60年少し前、まだ少年の頃、早川電機(シャープの前身)で、5球スーパーの製造ラインにいました。配線や動作のチェックをしていました。
12BE6/12BD6/12AV6/35C5/35W4の全盛時代だったように思います。
IFTがよく手に入りましたね。コイルは手巻きですか?
真空管アンプを作っていた頃は適当なトランスがどこにでもあっったのですが今は殆どスイッチング電源になっています。
自動車屋に行って古いバッテリーをもらってくる、そしてスイッチング電源で充電する---しかないのかなぁ。
音が出るようになたら続きの話を聞かせてください。