ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

反発磁気回路スピーカの製作

2016年10月22日 | 日記

ムービング マグネットスピーカは期待はずれ、そこで、反発磁気回路スピーカなるものを作って見ました。

普通のスピーカはボイスコイルを磁気回路(ヨーク)の隙間に配置しています。反発磁気回路は2個のネオジム磁石を同極が向かい合うように、(つまり力的には反発します)配置します。

2個の磁石の間にボイスコイルが来るようにします。2個の磁石の間の磁力が強くなる特性を使っています。画像の様な磁石がボイスコイルの内側に入ります。

ネオジム磁石をスピーカ本体に取り付けた状態。磁石がボイスコイルの内側に接触しないように寸法精度が其れなりに要求されます。

私の場合、ボイスコイル径20mm、磁石径18mmですので、上手くやらないと擦れてしまいます。不良スピーカをばらして再利用していますので、寸法誤差があり、擦れないように工夫して有ります。

スピーカ前面の様子です。

さて、肝心の音質ですが、磁力が強い所為か効率は良さそうです。大きな音は出ますが、音が割れてしまいます。ネオジム磁石の磁力、コーン紙の大きさ、ダンパの強度等、相互関係を全く考慮していませんので、音質を評価するのは難しいです。

兎に角、反発磁気回路で音がでる、どんな感じの音が出るのか?その実験です。

 

別のスピーカでも実験してみました。こちらはボイスコイル径が35mmあり、この大きさにマッチする磁石が無く(探せばあるかも)

31mm径、内径7mm、厚さ6mmを使っています。ボイスコイルの内壁との間が少し開きます。寸法的には楽になります。

こちらも音は其れなりにでます。ボイスコイルが外から見えますので、その動きも良く分ります。

エンクロージャーに入れればもっといい感じのおとになるのではないかと思います。

何となく、歪ッポサを感じます。不良スピーカを分解していますのでダンパーも破れたりしていますので、まあ、こんなものかなと思います。

反発磁気回路スピーカとはこんな物なんだということがわかりました。

ネットを見ると、もっと本格的に追求されている方がいるのですね。とても私には出来そうもありません。

音(音質)追求は、、、難しく根気がないと、、、泥沼になりそうです。

この製作はこれで終わりです。

結構大きなマグネットを背負っているスピーカーから其れを取ってしまうと、何だか変な感じですね

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