ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

AVRminiprog-Full版の検討(5)

2011年11月03日 | 日記

AVR Studio4を開いてAVRminiprog-Full版のライタを起動しようとするが、最初にファームウエアの

アップデートが出てきてこれをしないと先へは進めない。

AVR Dragonもどきには、このMSGには対応出来ない。 万事休すかと思いきや、強力な救世主が

現れた。

それはsenshuさん作成のavrdude-GUIである。

作っただけ無駄になるかと思ったが使える、感謝、感謝、、、、、、

その前に、このAVR DragonもどきがUSBで認識されないのを直さないと。

先ず、

「AVR Jungo USB Installer」をDLし直しrepaireでインストールし直した。

次に不明なデバイスのAVR Dragonのドライバの再インストールをしたら、ファイル転送が行われ

インストールがされた様である。

デバイスマネージャで確認すると

AVR Dragonが表示され認識された様である。

この状態でavrdude-GUIを起動してdevice readをやって見たが反応なし。

そこで libusb-win32のfilter をdisable ---> enable してみると

libusb0.sysがインストールされ avrdude-GUIが目出度く起動した。

どうしてこうなるのか良く分からないが、いろいろUSBドライバを入れるとおかしくなるようだ。

それではいよいよavrdude-GUIでの書き込みといきましょうか!

ターゲットはmega328P、パラレル書き込みを試して見た。

fuseはFH=F8でSPI無効状態、chip-erase, flashu-write, verify,dump,save

eeprom-write, verify,dump,save等やってみたが、うまく機能している。

勿論Fuse-read/writeも然り。

冒頭の写真の右したのワイヤはISP用のもの、ISPもうまく機能した。

Programmerは下記を選ぶ。

dragon_pp: Atmel AVR Dragon in PP mode{-P usb}

ISPの場合は下記を選ぶ。

dragon_isp: Atmel AVR Dragon in ISP mode{-P usb}

 

このふたつのprogrammerを有効にするには

avrdude-2011-RC16\binの下にあるavrdude.confを下記のように修正する。

# AVR Dragon in ISP mode
programmer
  id    = "dragon_isp";
  desc  = "Atmel AVR Dragon in ISP mode{-P usb}";
  baudrate = 115200;
  type  = dragon_isp;
;

# AVR Dragon in PP mode
programmer
  id    = "dragon_pp";
  desc  = "Atmel AVR Dragon in PP mode{-P usb}";
  baudrate = 115200;
  type  = dragon_pp;

 

修正前は下記のようになっている。

"#Atmel AVR Dragon in PP mode";

これを

"Atmel AVR Dragon in PP mode{-P usb}"; にする。 終わりの{-P usb}が

ないと、avrdude-GUIの画のport指定で usb を指定しないと動いてくれない。

HVISPとJTAGが残っているがJTAGは使ったことが無いので全く知識なし、HVISPは

8PINのAVR用か?

20pinのAVRはICソケットはつけたが未配線、これも配線してtiny2313でチェックしてみよう。

 

それにしても本家の回路図は良く分からない、これも書き直して見よう。

red、greenのLEDはほとんど点灯状態と云ってもいいのか、flash write時に少し点滅状態が

ある。

取りあえず、avrdude-GUIで使える事が分かり、senshuさんに改めて感謝致します。

 

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5 コメント

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Unknown (senshu)
2011-11-03 10:30:09
ラジオ少年さん、早速まとめていただきありがとうございます。

しかし一般の方が追試するには、ファームウェア作成手順も必要だと思います。

>AVR Studio4を開いてAVRminiprog-Full版のライタを起動しようとするが、
>最初にファームウエアのアップデートが出てきてこれをしないと先へは進めない。

この時のスクリーンキャプチャを教えてください。ファームの修正箇所はわかって
いるので、対応できるかもしれません。

YCIT版のavrdude-GUIは、大量のプログラマリスト(大半が未テスト)という
表示を避けるため、テスト済みのものだけを表示します。avrdude.conf desc先頭
の"#"を削除すれば、選択リストに登録されます。

avrdudeは常にPort指定は必須なのですが、avrdude-GUIでは選択余地のない数種類
のプログラマに関しては、自動的に指定されますが、AVR dragonは未テストなので
何も指定を行っていませんでした。avrdude.confはCONF_Editボタンをクリックすれ
ば、編集できます。エディタで編集を完了すれば、変更したconfファイルを再読み込
みします。avrdude.confに書き込めば、その後は自動で設定したオプションを適用
できます。

AVR studio ver 4.19のUSBドライバのインストールは不完全な印象があります。
私は、ver 4.19ではbetaサイトから入手したドライバをインストールして AVRISP-
mkIIを使っています。

また、libusb-win32のfilterドライバは、自動的にはfilterしません。利用者の
判断で、必要なドライバをEnableします。

返信する
Unknown (senshu)
2011-11-03 10:46:00
捕捉します。

↑の書込みにて、「未テスト」とは、私、あるいは YCIT版avrdude-GUI
の利用者にて動作確認が行われていない、という意味です。当然ですが
オリジナルの作者は動作を確認していると思います。

あとは、AVR studioから使えるようになれば(AVRminiProgのUSBaspと
ハード互換版は使えます)、一層魅力的なライタになります。
返信する
Unknown (ラジオ少年)
2011-11-03 11:11:05
firmwareは回路図と連動して後ほどまとめます。
それから、AVR studio4でのプログラマの接続ですが以下の通りにしました。

AVR Studio4 ---> tools --->Program AVR --->connect --->AVR Dragon(USB)
を選びconnetをクリックする。

The AVR Dragon firmware must be upgraded in order to continue. Clik OK to upgrade now.
とMSGが出ます。
ここでOKをクリックします。
Firrmware installation failed.(null)
と出ます。

返信する
Unknown (senshu)
2011-11-03 11:58:36
firmwareのバージョンの最新値がわかりました。

関連情報を書きましたので、参考にしてください。

http://www-ice.yamagata-cit.ac.jp/ken/senshu/sitedev/index.php?AVR%2Favrdude38#sbade5a1

返信する
Unknown (ラジオ少年)
2011-11-03 12:52:57
versionの値を書き換えてAVR Studio4からの書き込みが出来るようになりました。

どうも有り難う御座います。
返信する

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